や行


 「ユージュアル・サスペクツ」

1995年 アメリカ 監督:ブライアン・シンガー 出演:スティーブン・ボールドウィン、ガブリエル・バーン、ケヴィン・ポラック、ベニチオ・デル・トロ、ケビン・スペイシー

私のサスペンスの頂点。面白い、面白すぎる!神様、この作品に出会わせてくれて有難うーという感じ。
そして、ケビンに惚れた。イカス!「L・A・コンフィデンシャル」の時より、好きになった。
最初眠たくなった。展開が早くてよく分からなかったから。
でも、じっくり観てると、段々凄い伏線の多さにビックリした。
犯人は誰なのか、ラストまで全く分からなかったです。
2度目が面白いと言われてる意味がよく分かった。
もう2、3度観たいです。

この作品ってあらすじが上手く説明できなくて困る。
でも一応内容。
物語はサンペドロ港に停泊中の貨物船が大爆発を起こすシーンから始まる。
事件現場に居合わせたヴァーバルという男をクイヤン捜査官が尋問して、事件の真相を聞きだしていく、という感じ。

 


 「yamakasi」

2001年 フランス 監督:アリエル・ゼトゥン 出演:チョウ・ベル・ディン ウイリアムス・ベル マリク・ディウフ ヤン・ノウトゥラ ギレイン・ヌグバ・ボイェケ シャルル・ピリエール ロラン・ピエモンテージ

身軽なパフォーマンスで、高層ビルさえ壁伝いに素手で楽々と登る7人のグループ、YAMAKASI(リンガラ語で「超人」の意味)。
彼らのそうした行動に憧れる心臓病の少年、ジャメルは24時間以内に新たな心臓を移植しないと命はない。
しかし、彼の家族には手術を受けさせるための高額の費用を持ち合わせていなかった。
一人の少年のために、YAMAKASIのメンバーが立ち上がる。

ってのが内容かな。本当、それだけ。
決して裕福ではないYAMAKASIのメンバーにだって、手術の費用などあるはずがない。
よって、彼らが選んだのは、ネズミ小僧理論。金はあるところから盗んで、ないところにくばればいい。
そんな、むちゃくちゃな!!!
あの、ターゲットにされたお医者さん達には、何の罪もないのに。
厚生参事官の人は確かに嘘をついたり、悪い人だったけど、他の人は別に何もしてないわよね。
それに、彼ら、泥棒するとき素手だったわよ。指紋残っちゃうじゃないのよさ。いいのか?
結局捕まってしまう彼らが、あの刑事さんの証言だけであっさり釈放されてしまうのも納得いかない。
はっきり言っちゃえば、めちゃめちゃハッピーエンド。

しかし、生であれだけのスタントをこなしてると思うと、あまり文句は言えない。
すっごいですよ。初っ端にあるビル登りや、建物の屋根を次々に駆けて行く彼らの姿は。
しかし、ベッソン監督が脚本ということで、もっともっとハラハラドキドキの展開と思っていたので、ちょっと拍子抜けしてしまったの。


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