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サクラのお弁当はウマイ。

たまに「みかけだおし」が混じってるけど・・・。

 

+++ おむすびコロリン♪ +++

 

任務の間のお昼時間。
俺の昼飯はサクラが作って来る。

「・・・おいしい?」

上目遣いに聞いてくるサクラの顔には、
「マズイって言ったら怒る」の笑顔が浮かんでいたりする。
いや、別にマズクはないんだけどな?

「・・・うまい・・・」

その言葉にとても満足したかのように笑顔を更に広げる。

「今日は、からあげとおむすびに力をいれたんだ~♪」

確かに、からあげには下味がしっかり付いていたし、おむすびも多種多様な形をしていた。
それ以外のおかずにも手を抜いたような形跡は見られない。

(なかなかやるな・・・)

なんて、心の中で言ってみたりもする。

「・・!!!!!」
「ど、どうしたの???」
「い、いや・・・ちょっと舌噛んだ・・・」

片手に箸を持ったまま固まった俺。
舌を噛んだのは嘘っぱちで、
本当は、からあげがものすごく硬かったのだ。

(これだけ、あげすぎたな・・・)

その他のやつは柔らかかったのに・・・。
この前、こいつの弁当食って逝きかけたこともあるしな・・・。
あの時は本当にヤバかった!

「お茶、飲む?」
「貰う」

冷たい麦茶を注いでもらって、一気に飲み干す。

「・・・ふー・・・」

生き返った。

「おむすび食べる?」

俺の耳がピクリと反応する。

「おかかのおむすびも作ってきたからねvv」
「おお///////」

なんてことはない。
ただ、おかかは俺の好物なだけだ。

「食べさせてあげようか?」

その顔には意地悪な笑みがあったりなかったり・・・。

「!自分で食う!」
「ええ~!!食べさせてあげる!!」

小さな手でおむすびを持って、俺の口に近づける。

「はい!あ~~~んvv」
「自分で食うって!!!」

ばっ、と照れ隠しに腕を動かす。

その時。

「「あっ!!!」」

ネコの形をした、おかかのおむすびは

宙を舞って

草のベッドに落ちたかと思いきや

そのままダッシュで転がっていった・・・

「・・・いっちゃった・・・」
「俺の・・・おかか・・・」

涙目になっていた俺に
「次の日にもう一度「おかか」を作って来る」と言ったサクラに感謝しながら
残りのお弁当をたいらげた。

青い空の下、にぎやかな昼食でのひとコマ・・・。

 

end


御巫さんのサイトで900のキリ番を取ってリクエストしたサスサクです。
自分では書けないもので、すかさずサスサクをリクしました。(笑)
「サクラの手料理を食べるサスケ」。

萌えなポイントは沢山あると思います。半ば脅迫されてるサスケとか、弁当を作るサクラとか、一度死にかけてもサクラの弁当を食べるサスケの勇気とか、おかかに興奮するサスケとか、ラブカップルな二人とか。
そして、ねこの形のおむすび、私も食べたいです!!!
サスケ羨ましい・・・。

うちのパソコンで上手く保存できなかったので、改行を少し減らしてしまいました。
それで作品のイメージが変わっていたら、すみません。

御巫さん、本当に有難うございました。


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