■全てが終わる日曜日

 

短かった逃亡生活。
退院した私は、またもとの色のない部屋へと繋がれる。
どこにも出口はない。
二度と同じことがないように、凶器となるものは全て取り上げられてしまった。

「愛してる」

他の誰にも会わさず、外にも出さず、私を籠の鳥のように愛でる人。
二人を隔てるものは、愛し方の相違。
いつまで彼を好きなままでいられるだろう。

 

あとがき??
サクラ監禁ネタだったようです。
お題を見た瞬間に、書いていた。とくに意味はないSS。