杞憂


環境。
我々を囲んでいる周りの世界。
先生と生徒、上司と部下、大人と子供、etc。
なんて制約の多いところ。
二人の関係は誰にも内緒。

だからというわけではないけど、時々不安になる。

 

先生は大人だ。
上忍で、強くて、格好良くて、そして優しい。
もっと美人で、スタイルが良くて、先生につりあう女の人はたくさんいるはず。
時々訊いてみたくなる。

私のどこが好きなの?

忍の中で上忍になれる人間はほんの一握り、つまりエリート中のエリート。
なのに、先生はナルトのしかけた悪戯にいちいちひっかかってくれちゃう。
そんなちょっとぬけてるところも、寝坊癖も、私の頭に描いていた上忍像からは程遠い。
でも、私はあなたのそんな普通の男の人の部分が好きなんだけど。

あなたはどうですか?

 

彼女は子供だ。
下忍で、可愛くて、頭が良くて、そして優しい。
ずっと片想いしていた相手もいた。
時々訊いてみたくなる。

どうして俺を選んでくれたの?

忍は本来感情をあまり表に出してはならない。
だけど、それは下忍の君にはまだ無理な話。
泣いたり笑ったり怒ったり、毎日毎日いろんな表情を見せてくれる。
でも、俺は君のそんな普通の女の子の部分が好きなんだけど。

あなたはどうですか?

 

心から消えることのない、漠とした恐れの感情。

 

それでも不安に思う時間は長くは続かない。
あなたに会えれば。

自分の隣にある嬉しそうな笑顔。
それが全ての答え。
繋いだ手のぬくもりが勇気をくれる。
あなたがいるだけで、見慣れたはずの景色も新鮮なものに変わる。
どうしようもないくらい至福の時。

だから離さないでね。
ずっと傍にいて。

また不安になっちゃうよ。


あとがき??
なんだか中途半端なものを書いちゃったよ。ポエム???
あまり掲載する気なかったけど、友達に「君は詩人だなぁ。今度詩載せてみたら」と言われたので。(何故?)

「全ての答えは愛」
これは私の大好きなジョニー・デップの映画「ドン・ファン」の台詞。
こんなのジョニーの台詞じゃなかったら吹き出しちゃうよね。
ジョニーのような二枚目だから許せる台詞だわ。うっとり。

作品とはいえないようなものだけど、私のカカサク観がギューっとつまっている感じ。
タイトルが全てを表してます。
ちなみに、私が初めて書いたカカサクものは、やはりポエムだった。
これ
はずかしー!
今度からラブポエマー、ヒロと呼んでください。(略してラブポエ。嫌!)


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