第1話 妖怪!見上げ入道

まずOPを見て「来た来た来たーーーー!!」って感じでボルテージが最高潮に。
やっぱり鬼太郎といえばこの歌ですよね。ゲゲゲのゲ〜〜♪みんなで歌わないと。(笑)
しかし最初見て思ったのが、色合いが暗いっていうか・・・。そんなに昔のアニメでしたっけ。わざとなのかな。
冒頭は目玉の親父と鬼太郎の会話から。
茶碗風呂でくつろぐ親父さんに「そろそろご飯食べたいんですが」と言う鬼太郎。
ご飯を食べるのにその茶碗を使いたいから、ということなんでしょうか。え、衛生面は平気なのか。幽霊族だから病気はしないのか。
それよりは、ちゃぶ台にいる親父さんが邪魔だったから言ったのかなぁと思いました。
または、早く風呂から上がって一緒にご飯食べようという合図かと。いや、親父さんって普通に食事するんでしたっけ。
うーん、謎。

事件は入道沼の周囲の木々を切り倒して塚まで足蹴にされたことに妖怪が怒り、建設現場の人々や近くにいた小学生の女の子を自分の腹の中に閉じ込めたというもの。
難事件を解決してくれるという鬼太郎を呼び出すため、妖怪ポストに手紙を入れる子供達。
半信半疑でしたが、諦めかけた三日後に、満を持して鬼太郎登場ですよ!!!!
カランコロンと下駄の音、暗がりから登場した鬼太郎の第一声「手紙をくれたのは君達かい?」。

鬼太郎ーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!

なんだかこの登場と台詞だけで、すごーーーーくドキドキしてしまったよ!!!私、こんなに鬼太郎好きだったのか。
余談ですがねずみ男は薀蓄を聞いていると「メガネだ!」と思ってしまう。(アニメ版『うる星やつら』のオリキャラで、影の主役とも言える存在)
声が千葉さんだからね。
鬼太郎を見た子供達は、見た目弱そうなんでがっかりです。確かに風変わりなただの子供ですしね。見上げ入道が出てきてからは逃げ回ってばっかりだったし。
しかし、食べられてしまっても慌てず騒がず飄々としているところが、なんとなく格好いいと思ってしまうところでしょうか。
「親思いのいい息子だった・・・」とさめざめと泣く目玉の親父。まだ死んでいませんよ。(^_^;)
妖怪の腹の中で鬼太郎に会えたねずみ男が凄く嬉しそうで「鬼太郎が来たからにはもう安心だー」というのがよく伝わり、何だかんだで仲良しっぽくて良かった。

まだ4話までしか見ていませんが、どの妖怪も「目玉の親父と鬼太郎か」と分かっているところが凄い。誰も「誰だお前は!?」と言わないですよ。
妖怪の間では有名人なんですね、目玉の親父と鬼太郎。
あと、やたら鬼太郎が「父さん」と言っている気がする。美しき親子愛!素敵。
最後は見上げ入道をツボに封じ込めて、人里離れた山に放してあげることで一件落着。
ねずみ男は見上げ入道の中から出てきたとき一人だけ受け止めてもらえなくて落下したし、ねこ娘に引っかかれるし、散々でしたね。
ねこ化して凶暴になったねこ娘を子供達は呆然と見ていましたけれど、鬼太郎は楽しげに笑っていました。見慣れた光景なんでしょうか。どんなねこ娘でも彼には可愛く見えるんでしょうか。

皆が歩いて帰っているのに、鬼太郎とねこ娘はカラスに運ばれて森に帰っていきますよ!!なんだか、二人は特別っぽくて良いです!(笑)
CM前のアイキャッチも、2頭身の鬼太郎とねこ娘がラブラブに歩いているもので、嬉しかった。

 

 

第2話 妖怪目目連の涙!

これもまた、木蓮の木に寄生する妖怪が、住処を奪われて復讐する話。大抵このバージョンですね。妖怪の生きにくい世の中です。
夜中に起きて、壁に沢山の目玉が貼りついているのに気づくシーンが怖いですよ。ふと目が覚めて、あんなもの発見したら気絶します。もらします。
前回はポストに手紙を出してから鬼太郎が出てくるまで三日もかかったけれど、今回は翌日にすぐ現れているようですよ。
しかも、ねずみ男が鬼太郎をストーカーしている。(笑)
さすがの鬼太郎も、攻撃されるとすぐに逃げ出して別の物に寄生するこの妖怪には手こずりそうだなぁと思う。
大真面目なシーンなんですが、家が壊れそうだってのに、妖怪を退けるためにタマネギを必死に切り刻むところはギャップが可笑しい・・・。

しかし、折角助けに来たのに、おっさんに猟銃を突きつけられるあたりは悲しいですね。でも、なんとなく気持ちは分かりますよ。
貯金を全部使って家を建てたのに、妖怪が住む場所だから何とかしろなんて言われたら、凄く困る。
ラスト、いきなり会心したおっさんに「何があったんだよ!」と思ったのは私だけではないはず。(^_^;)
子供達に怒られたってだけじゃ説明が付かないくらいの豹変振りですよ。
でも、目目連はなんだか可哀相だったので、木蓮の里を元に戻すということで無事解決してよかったです。
今回ねずみ男はまたねこ娘に引っかかれるし、妖怪カメラに閉じ込められるし、可哀相な役回り。ドサクサにまぎれて泥棒していたから悪いんですけど。
目薬の優しさに少しホッとした話でした。

 

 

第3話 ギターの戦慄!夜叉

冒頭からねずみ男がギターを弾く怪しげな長髪の男に魂を奪われて死んでいます。妖怪って死なないんじゃなかったのかーーー。あれ、お化けと妖怪は違うのか。
でも、皆あまり悲しそうじゃないですね。(^_^;)日ごろの行いが悪いせいか。
ねずみ男が倒れたことを鬼太郎に知らせに来たねこ娘、全力疾走ですよ。よほど驚いたのか。
何でカラスはねずみ男の荷物を鬼太郎のところに運んだのかな??そして何であの荷物がねずみ男の物だってすぐ分かったのか。ゴミ臭かったから?
しかし、妖怪なのに運ばれたのは人間の病院ですね。半妖だからでしょうか。
「タマを返してくれー」と呟くねずみ男に、頬を染めたねこ娘が布団をめくるところが可愛かったです!!!ああ、勘違い。
ついに事切れたねずみ男が本当に死んだのか、猫化して確かめるところも可愛い。「本当に死んじゃったの」って少し悲しげな様子がなんとも・・・・。
鬼太郎は無表情ですよ。(笑)友達じゃなかったのか。そっとねずみ男の顔に布を置いたりしています。・・・・あれ、この布、顔があるんですけど。一反もめん?
でも、何で死んだねずみ男は花を口に銜えているんでしょうか。何かの嫌がらせでしょうか??

ねずみ男は夜叉という妖怪に魂を食べられて死んだんですが、そのことが分かっても、誰も夜叉を捜そうとしないんですよね。
普通、仲の良かった者が殺されたら、少しは怒りそうなものですが。(^_^;)
その頃、ねずみ男の魂を食べた夜叉は腹を下して苦しんでいました。生きた子供の魂を食べれば具合が良くなるだろうということで、さっそく行動に移す夜叉。
察知した鬼太郎がようやく重い腰を上げて夜叉の探索を始めます。奪われた子供達の魂を取り戻すために。ねずみ男の弔い合戦ではけしてありません。
ねずみ男の体を運んだ砂かけや子なき達はさっさと火葬しようとしています。生き返ったりすると面倒だから。・・・・段々、ねずみ男が不憫になってきたな。

妖気をたどって夜叉を追いかける鬼太郎は、ついに地下トンネルまで奴を追い詰めますよ。でも、夜叉の奏でるギターの音色に惑わされて死霊達の集まる穴に放り込まれます。
鬼太郎大ピンチ!!それを救ったのは、鬼太郎を心配してあとを追いかけてきたねこ娘でした。
暗闇の中で光るねこ娘の目は、アリスのチェシャ猫っぽい。
夜叉の武器であるギターは壊れ、夜叉に取り込まれたねこ娘の叫びで意識を取り戻す鬼太郎。愛、愛だね!!!
鬼太郎が反撃すると、弱った夜叉は逆に死霊達に取り込まれてやられてしまいます。
ねこ娘の腕を引きずって抱き寄せる鬼太郎という、鬼ねこ好きーにはなんともたまらない場面を作ってくれた夜叉には、今となっては感謝するしか。
「これでよかったんでしょうか・・・」と鬼太郎は不安げでしたが、「大丈夫かねこ娘」「・・・うん」の会話が聞けただけで私は満足でしたよ。有難う。

 

 

第4話 恐怖!鏡の国の鏡爺

小学校で起きた子供達の行方不明事件で鬼太郎が呼ばれます。
実は学校が創立された当初から鏡の中で学校を守ってきた鏡爺が、古くなって捨てられることを怒っての犯行でした。
この回は、ねこ娘が登場しないので個人的にテンション低い・・・・。
鬼太郎が鏡の中に閉じ込められたり、鏡が割れて出られなくなったり、いろいろ大変でした。
最終的に鏡は田舎の学校に引き取られて第二の人生が始まり、めでたしめでたし。終わり。
・・・・短すぎな。えーと、目玉の親父と鬼太郎が「父さーーん」「鬼太郎――」とラブラブでした。本当に仲良し親子です。
教訓は「物を大切に」ということで。そういえば、犯人にされて捕まっていたねずみ男のことをすっかり忘れていました。(笑)
あとは、祐子ちゃんの両親はあんな子供が夜中に外をうろつくことをよく許してくれるなぁと思いました。

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