老いた母親が死んだってのに、仕事で通夜にも出ない長男、次男、長女。 |
46話 妖怪大裁判 (前編) 閻魔様のところから盗み出した地獄絵図を勝手に人間達に公開したという罪で、鬼太郎が捕まってしまいましたよー。
そして、妖怪裁判にかけられてしまいました。
弁護人であるはずの一反もめんや、子なき爺は法廷にやってこない。
砂かけ婆は鬼太郎の母代わり、目玉の親父は実の父親なので、第三者的な証言は出来ないのです。
ね、ねこ娘はーー??・・・子供だから裁判所に入れないのかな。いや、それなら鬼太郎だって子供だしなぁ。
どうやら子なき爺達は誰かの策略で足止めを食っている様子ですよ・・・・。百々爺め。
そんな中、弁護人がいないまま、ついに裁判は始まってしまいます。
次々と鬼太郎に不利な証言が・・・・。っていうか、地獄絵図を盗んだことと関係のない証言ばかりなんじゃあ。
「鬼太郎は人間の味方ばかりして許せんーー」「妖怪の恥さらしじゃー」って、あれはただの鬼太郎への悪口ですよ。(^_^;)
さらには、鬼太郎の親友(親友って言葉を簡単に言える人は逆に信用できないような・・・)ねずみ男が鬼太郎が犯人であることをほのめかす証言を!うおぉーー、ねずみ男の奴めー。
そんなこんなで、鬼太郎は有罪に!体を溶かされて500年も壷に閉じ込められるそうです。さすがの鬼太郎もガーーーンとなっています。「鬼太郎の服を脱がせ」にちょっとドキッ。丸裸鬼太郎、不憫な・・・・。
目玉の親父の呼びかけがなかったら、鬼太郎は逃げ出したりしなかったでしょうね。
代わりに目玉の親父が捕まってしまい、鬼太郎は自力で真犯人を探すことになります。
裸のまま逃走する鬼太郎ですが、チャンチャンコも下駄もなくて、いつもの力が出ません。あっという間に天狗達に囲まれてしまいますよ。
ねこ娘に誘導されて、何とか砂かけ婆が管理人をする妖怪アパートにたどり着く鬼太郎。
素っ裸の鬼太郎に頬を赤らめるねこ娘がラブリーです。鬼太郎は平然としてるんだな・・・・男前だな。
ねずみ男に酒を飲まされて寝ていた子なき爺や、百々爺の鼻毛針で捕まっていた一反もめん達も合流し、この事件に裏があることを確信する鬼太郎達。
しかし、アパートの外では、鬼太郎達をいぶりだそうと天狗達が焚き火を始めましたよ。普通にアパートまで乗り込んできたらいいのに、回りくどい。鬼太郎の力を恐れているのか。
このまま逃げても、捕まるだけ。どうなる!
個人的に、弁護士のぬらりひょんが怪しいと思うのですが。何でこいつが、鬼太郎の弁護士・・・・。いい人っぽいことを言っていたのが、また気になる。
47話 妖怪大裁判 (後編) 皆が鬼太郎のふりをしてかく乱してくれたおかげで、無事妖怪アパートから脱出できました。
しかし、ここから鬼太郎の衣装が紫色のねずみ男みたいなガウンになってしまったのがガッカリ。
それまで着ていた赤い着物が可愛かったのに。
地獄絵図を展示していた美術館からその妖気をたどり、真犯人に迫る鬼太郎。
やはり、百々爺とねずみ男はグルでした。さらに、彼らに命令をしている黒幕がいるらしい。
百々爺の隠れ家に到着した鬼太郎は、さっそく対決です。
・・・・・・・・・・あんまり綺麗な戦いじゃないですよね。鼻毛の毛針だし、百々爺の術は鼻提灯だし、最後はカラスのフンですよ。ひーーーー。
まあ、カラスの協力もあって鬼太郎が勝って良かったです。鬼太郎の奮闘中、目玉の親父の処刑の時間が近づいていました。何とか助けようとする砂かけ婆達の頑張りが良かったです。
しかし、皆に迷惑をかけまいとする目玉の親父。彼は最後まで鬼太郎を信じていましたよ。
ぎりぎり間に合った鬼太郎の証言から、黒幕は弁護士だったぬらりひょんだったことが発覚。やっぱり!
裁判長によってぬらりひょんが時代流しの刑にあって終了です。
鬼太郎ー、目玉の親父さんにはもちろんだが、仲間達にもちゃんとお礼を言わないといけないですよ。みんな、お疲れ様です。
48話 えんま大王とねこ娘 おお、ねこ娘がメインの話ですか〜v
猫を追いかけて車道に出たねこ娘が危うく車と衝突しそうになりました。
運転手が何とかハンドルをきって避けたものの、怪我で入院。
責任を感じたねこ娘は、病院に通ううちに車を運転していた里子さんと仲良くなりましたよ。
彼女を里子ママと呼んで懐くねこ娘ですが、里子さんには実は家出した娘のマリさんがいました。
里子さんがマリさんに会いたがっているのを知って、探し回るねこ娘。
両親のしつけが厳しくて非行に走ったマリさんは、ゲームセンターをうろうろしていましたよ。
ねこ娘の説得で病院にやってきたものの、過去のわだかまりのため、ぎこちない父親と娘。
実は、里子さんは怪我だけでなく、心臓も悪かったそうで、意識不明の重体になってしまいました。里子さんの寿命を延ばしてもらうため、地獄のえんま大王のもとへと向かうねこ娘。
鬼太郎も一緒にかけあいますが、死にかけた魂を呼び戻すには、里子さんが一番会いたがっている人でないと駄目なようです。
そして、里子さんの必死の呼びかけで意識を取り戻した里子さん。
良かったですが、喜び合う一家を見つめるねこ娘はどこか寂しそう・・・・・。
ねこ娘には両親がいないですからね。
「わしらの家に帰ろう」の目玉の親父と、笑顔の鬼太郎が良かったなぁ。
まるで一緒に暮らしているかのようだ。未来の嫁ですから、今から家族ですよ!
しかし、ねこ娘の懇願に折れて地獄までくっついていくあたり、鬼太郎もねこ娘には甘いです。
「私の命と引き換えに!」のところで「ねこ娘」と言っていましたが、どういった心境だったのかなぁ。実際、実現しそうになったら、止めていたと思いたいです。