49話 水妖怪赤舌の疾走!

赤舌は水を操る北国の妖怪。都会に引っ越した涼子ちゃんと友達になり、困ったときはお互いに助けるという約束をしました。
そして、銀行強盗に攫われた涼子ちゃんを助けに、本当に都会までやってきましたよ。
赤舌の体も最初は掌にのる大きさだったのに、水を飲んで大きくなり、建物を壊して暴れまくりです。
涼子ちゃんを助けたものの、暑さで弱ったために凶暴化して自分でも力をコントロールできなくなっているようです。
何とか助けたい涼子ちゃんですが、暴れまわる赤舌を鬼太郎もどうしたらいいか分かりません。
そんな中で、赤舌は海に飛び込んで自滅の道を選択!!
川に住んでいる赤舌にとって、海水は毒のようなものだそうです。何とか止めようとする鬼太郎&涼子ちゃんですが、ついに赤舌は海へ。
このまま死んだら可哀相すぎるんじゃないかと思いましたが、赤舌は元の掌サイズに戻り、北国に帰してあげたのでした。
凄いご都合な展開だ!!毒とかいう話はどうなったんだ、しぼんだだけじゃないの。
・・・・いや、でも、子供向けアニメですしね。いいんですよ、これで。
殆ど一反もめんに乗った鬼太郎が「やめるんだー」とか「止まるんだー」と言って終わったような気がする。

 

 

50話 遊園地の吹き消し婆!

えへへーー、鬼猫満載でしたね〜〜〜v
冒頭から鬼太郎の家で並んで蜜柑を食べる二人ですよ。鬼太郎2個目、ねこ娘3個目。
クリスマスなんですが、巷では放火事件が相次いでいるようで、鬼太郎が捜査に乗り出しましたよ。
その頃ねずみ男は、クリスマス用キャンドルを売る仕事をしていました。
しかし、全く売れない・・・。町はカップルであふれている。いやー、なんだかねずみ男が可哀相になります。(笑)
そこへ、なんと和服の美女がねずみ男に声をかけてきましたよ。
お金を持っていないけどキャンドルが欲しいという彼女に、ねずみ男はデートをしてくれたら全部あげると約束します。
すぐに火を見たいという彼女のために、公園のそこかしこに置いた全てのキャンドルに火を灯していくねずみ男。ちょっとロマンチックな光景だな。風は吹かないのか。
しかし、そのそばから美女は火を吹き消していきます。えーーー、何なのこの人、自分が火を見たいと言ったのに。
かなり苦労して全部のキャンドルに火をつけているので、私なら怒り狂うなぁと思いました。
彼女が怪しいと察知したねずみ男は、さっそく通り掛かりの鼠に協力してもらい、鬼太郎に伝言です。

美女にせがまれて遊園地に行くと、彼女はついに本性を表しましたよ。
美女の正体は妖怪吹き消し婆。ローソクや行灯の火を消して人間を困らせる妖怪らしいです。
でも、今は電気が普及して誰もローソクを使わず欲求不満になっているとのこと。
美女からシワだらけの婆に変身、お婆さん若作りしすぎです!!ねずみ男も驚愕。
吹き消し婆はついに遊園地で大暴れ、彼女の息の威力でアトラクションが次々に故障していきますよ。
途中で止まった絶叫マシンとか、本気で怖いんですけど!!!!ひーーー。
そこにようやく鬼太郎達が到着。しかし、鬼太郎の下駄も砂かけ婆の砂も全部吹き消し婆の力で戻ってきてしまいます。
吹き飛ばされるとき、ちゃんとねこ娘がスカートを押さえているあたり、女の子です。
チャンチャンコの力で何とか彼女の動きを止めたら、今度は新たな敵が!!

どうやら放火の犯人は妖怪姥火。
男に騙された女の情念が変化したものらしく、仲の良いカップルを見つけると火で燃やす妖怪だそうです。嫉妬の力って恐ろしい・・・・。
困った鬼太郎の腕を掴んで「私にまかせな」と登場した吹き消し婆が物凄く格好よく見えたんですけど。(笑)姉御!!
しかし、威勢は良かったものの先ほど暴れたときに力を使い果たしたらしく、吹き消し婆の息では姥火の炎を強めるだけで消し去ることはできません。
そのうち鬼太郎とねこ娘をカップルと勘違いした姥火が襲い掛かってきましたよ。
後ろにいるねこ娘が、そっと鬼太郎の手を握る姿が、なんだかもう、え、エロ、エロい!!!これじゃあ勘違いして当然だっての!!!いや、勘違いじゃないはず。
ねこ娘をかばう鬼太郎とか、個人的にウハウハです。
目玉の親父の機転でチャンチャンコを吹き消し婆に着させて、パワーアップ。
思う存分力を発揮した吹き消し婆が、ついに姥火をやっつけましたよ。吹き消し婆も満足したようで、あと100年は炎を吹き消さずとも大丈夫だそうです。
復旧した遊園地で遊ぶ鬼太郎達が本当に楽しそうです。いやー、ジェットコースターでは鬼太郎とねこ娘、目玉の親父と砂かけ婆という組み合わせなんですねー。
てっきり目玉の親父が鬼太郎の隣りを陣取るかと。気を利かせてくれたのか、親父様!っていうか、親父も鬼太郎とセットじゃなくて、ちゃんと一人分の席についているんですね。(笑)

 

 

51話 雪コンコン!笠地蔵

原作でも座敷童子が正月を質素に過ごす人の良い老夫婦に贈り物をしていましたよね。このお話では、それが子狐達になっています。
鬼太郎達は年の瀬を森に住む狐達と幻燈を見て過ごすようですよ。かなりの力作だったようだが、本当に面白かったのか、あの幻燈。ラブロマンスっぽかったです。
ねずみ男も涙しているのに、冷静に感想をのべている鬼太郎がなんだか良い。
しかし、途中でカラスから連絡が来て、子狐3匹が妖怪一本ダタラに追いかけられているという。
冬眠中の一本ダタラにイタズラしたばかりに、3匹は食べられてしまいそうになります。何とかお地蔵様に化けて誤魔化そうとしますが、一本ダタラは立ち去ってくれません。
そんな中、鬼太郎&ねずみ男がやってきて、一本ダタラに餅をあげて再び眠ってもらうことになりました。
鬼太郎が来たんだからすぐ元の狐に姿に戻ればいいのに、あの3匹、何で暫くお地蔵様のままでいたんだろう??
まあ、そうしないと雪の中でお爺さんが笠をかぶせてくれて、その恩返しをするというストーリーにならなかったけれど。
リボンをつけたメスの子狐とあやとりをしたり、子狐を膝の上に乗せているねこ娘が可愛かったです。

 

 

52話 コマ妖怪・あまめはぎ!

500年も独楽神木の中で引きこもりをしていた妖怪あまめはぎが、台風で木が折れてしまって復活しました。
もとは子供が大好きな妖怪で、独楽の姿になって子供達と独楽合戦を楽しんでいたらしい。
しかし、壊れたことがきっかけで子供達に散々に踏みつけられ、苛められたショックで引きこもっていたみたいです。500年って、長すぎ!
復活したあまめはぎは、子供達への恨みが忘れられない様子。
ねずみ男と一緒に街中で独楽と水飴を配り始めましたよ。子供達は飴を食べると、独楽はすぐに捨ててしまいます。確かに、独楽なんかよりもっと面白い
TVゲームがあるでしょうからね。
しかし、独楽をくれた人の前でそれを平気で川に放っちゃうとは、常識がないにもほどがあるでしょう。ねずみ男でなくても怒りたくなりますよ!!
私ならたとえ独楽で遊ばなくても家に持って帰るけどなぁ。

夜になると、独楽を捨てた子供達が何かに操られるようにあまめはぎ達のいる独楽神木に集まってきました。そして、独楽に変えられてしまいましたよ。
子供達の失踪事件を知った鬼太郎が乗り込んできますが、襲ってきた独楽が子供達が変化した姿だと思うと、思うように動けません。
そして・・・・・・・・・・どうなったんだっけな。催眠術にかけられたものの、鬼太郎が勝ったのは覚えているんですが。
確か、チャンチャンコがぶつかって倒れたあまめはぎの頭の上で目玉の親父がくるくる回って、あまめはぎが巨大な独楽になったんですが。何であれであまめはぎが独楽に?
独楽合戦で負けたからとかいう理由なら分かるんですが。はて。
鬼太郎が退治しようとしたところ、ねずみ男が飛び出してきました。もともと子供好きだったあまめはぎがこうなったのは、物を大切にしない子供達に原因がある。だから許してやってくれと。
ねずみ男が真っ当なことを言っているよ。たまにこうした行動を取るから、どうにも彼は憎めない。
妖怪仲間達の力で独楽神木が修復されたときも、ねずみ男は涙を流して感動しているし。だから鬼太郎も彼が何度裏切っても許しちゃうんだろうな。
そういえば、鬼太郎の毛針で攻撃された子供ってどうなったのか??

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