61話 妖怪いやみにご用心

いやみという名前を聞くと、「シェー」というれいのポーズをやりたくなりますね・・・。(←『おそ松くん』)
おかまの妖怪って怖すぎる。ねずみ男なんてナンパまでしてるし。(笑)
しかし、あのナンパの仕方はないですよ。自分の顔に自信がないとはいえ、誰も引っかからないって。
妖怪いやみは、人間達から正気(笑気)を奪い、嫌な性格に変えているらしい。おかげで街中では争いが絶えません。
鬼太郎まで油断していたのか、あっさりと正気(笑気)を吸われてしまいましたよ。
しかも、ディープキスで!!!!うおーーーーーー、可愛い鬼太郎の唇がおかまに奪われた!!!
このときの背景が妙にピンク色で、よけいに「いやん」な感じでした。
で、その正気(笑気)をひょうたんにつめて、いやみは何をしているのかというと、なんと寄席に出ていました。
人気の落語家らしいのですが、その話は笑えないというか、寒いオヤジギャグの連発。
当然客はドン引き。それをひょうたんの正気(笑気)を撒き散らして無理やり笑わせているという状況のようです。
せこい!!!!!
こ、こんなことのために、人間達は大変なことになっているのか・・・・・。
一瞬の沈黙のあと、いやみが正気(笑気)を客に向かって撒く姿にかなり笑いました。
これはパタリロが凄い欲しがりそうだなぁと思う。つまらないギャグばかり言って家臣を困らせている国王ですから。(笑わないと死刑になってしまうので、無理に笑う可哀相な家臣達(タマネギ部隊))。

目玉の親父のSOSを受けて、いやみの毒で怠け者になってしまった鬼太郎を探す一反もめん、砂かけ婆、子なき爺、ねこ娘の鬼太郎ファミリー。
金毘羅島の清めの泉で洗うと元に戻るということで、抵抗する鬼太郎を無理やり拘束して島に向かいますよ。
うおー、鬼太郎に体を噛み千切られる一反もめんが可哀相・・・・・。よくあの調子で島までたどり着けたなぁ。
そんなこんなで、鬼太郎は無事に可愛い鬼太郎に戻りました。
いやみとの戦いになりましたが、実はいやみは落語家の体に入り込んでいたらしい。
だから寄席なんかに出ていたのかー。ワニに囲まれた落語家が「シェー」のポーズをしているたり、芸が細かい。
いやみは退治され、落語家はこれから自力で頑張るらしいですが、あのつまらないギャグでは無理なんじゃあ・・・・と心配になりました。
何とか精進して欲しいところ。
ああ、ラストの木の葉の布団に包まる鬼太郎がラブリーでしたv

 

 

62話 怪奇!ばけ猫街道

道路で猫をひき逃げした運転手が次々と猫打ち症になるという話。
鞭打ち症から来た名前だと思いますが、猫打ち症になるとすっかり人格が猫化してしまうのです。
猫のような鳴き声を発して、キャットフードを食べて、四つん這いで歩き回る。
なんと、タクシーに乗っているときに猫を引いて逃げたねずみ男まで、猫打ち症に。
ねずみなのに猫というアンバランスさがいいですね。
ねずみ男に追いかけられて逃げるねこ娘という、非常に珍しい場面を見ることが出来ます。
鬼太郎がちゃんとねこ娘をかばっているのが良いですv
ねずみ男は体を縛られた状態で鬼太郎の家にいるんですが、ねこ娘が餌をやっていたり、そこに「ただいまー」と鬼太郎が入ってきたり、妙にほのぼのです。
妖怪自動車は鬼太郎が運転して、彼女席(助手席)にはねこ娘!!ラブ!
そういえば、妖怪自動車って左ハンドル。外車!

猫打ち症になった人々が遭遇したという怪しい車を探す鬼太郎達ですが、やがて現れたその車と一緒に鬼太郎達まで消えてしまいましたよ。
攫われた先は、死んだ猫達が行く猫の霊界。車にひかれて死んだ無念を晴らそうとしているらしいです。
このままだと、猫打ち症になった人達は皆あの世に連れて行かれてしまいますよ。
ねずみ男がタクシーに乗ったという事実に、驚愕する鬼太郎親子に笑いました。どんだけ貧乏なんだ。(笑)
一方、一人助かったねこ娘は鬼太郎を助けに行くために必死です。
耕運機まで持ち出して、完全に我を忘れていますよ。凄い情熱だ。砂かけ婆にまで「おお、怖い」と言われています。
あれはちゃんと持ち主のおじさんに返したのかちょっと気になるところですが、首尾よく鬼太郎達のところへたどり着けました。
子なき爺もいたのに「ねこ娘!」と叫ぶ鬼太郎がラブです。

ばけ猫達と対峙して危なくなりましたが、砂かけ婆の用意した「またたび香」のおかげで何とか脱出に成功。
何で着物の袖だけちぎれたのかと思っていましたが、ちゃんと伏線になっていたのね。
香の力でふにゃふにゃになっているねこ娘も可愛い。
本当に、これから動物が犠牲になる事故が減るといいのですが。

 

 

63話 メンソーレ!妖怪ホテル

妖怪が出るという、沖縄のホテルに招待された鬼太郎。
なんと、ねずみ男が先回りしていましたよ。一反もめんで旅立った鬼太郎ですが、何で待ち合わせ場所が空港?飛行機使っていないのに。
金城支配人は肝の座った人で、妖怪だろうと代価を払えばお客様には違いないということで、13階にシーサー達を住まわせていたのでした。
しかし、本社の方では売り上げが向上しないとホテルをつぶすと言ってきている。
そんなこんなで、妖怪達も協力してお客様をもてなす妖怪ホテルとなりました。
ねずみ男もホテルの従業員の服を着ていますが、あの黄色いガウンは脱げばいいのに。
妖怪のお客が来て繁盛するところは、『うる星やつら』にこういうネタあったなぁと思ったり。あれはお店が海の家で、お客が宇宙人だったんですが。
最後にお母さんを連れてくるとは、泣かす展開です。
私、この話は支配人も凄いけど、一番偉いのは鈴木支配人代理だと思うんですが。
妖怪にさして動じないのも凄いし、金城支配人の気持ちをよく理解して本社との間を取り持ってくれている。
やり方が合わないのは分かりますが、金城支配人が皆に黙ってホテルから身を引こうとしていたのは頂けない。せっかく鈴木支配人代理が頑張ってるのに!
ああ、「息子の危機じゃ!」ということで、キジムナーと戦う目玉の親父も見所。パンチが見事にきまっています。

 

 

64話 激争!妖怪ラリー

アメリカのベアード、イギリスの狼男、フランスの魔女、ドイツのフランケン、中国の水虎と、世界中の妖怪が車に乗って日本に集まってきています。
そして、改心したはずののっぺらぼうや猫仙人の様子も変です。
どうやら彼らは青樹ヶ原の樹海で行われる妖怪ラリーに出場するらしい。
優勝者は何でも一つだけ願いを叶えてくれるという、妖怪石がもらえるようです。
鬼太郎にも招待状が来ていたんですが、ねずみ男が勝手にあけて妖怪自動車で出場しようとしていました。
ねずみ男から車を奪い、妖怪ラリーに参加する鬼太郎。(ワルの顔になっていました(笑))
もし、悪い妖怪の手に妖怪石が渡ったら大変です。

その頃、砂かけ婆の妖怪アパートには不審な荷物が届いていました。
妖怪宅配便の段ボール箱に入っていたのはテレビ。アンテナを調節する一反もめんが可愛いv
スイッチを入れると妖怪ラリーの様子が映ったんですが、一番前で見ていた子なき爺が突然暴れだしましたよ。
どうやら、妖怪を凶暴にする凶悪性電気がテレビから発せられていたらしい。
このときの子なき爺がなんだか格好いい。ブルース・リーのようでした。
ねこ娘達はサングラスをして妖怪ラリーを観戦。しかし、砂かけ婆の目は大きすぎて、サングラスからはみ出しているよ。(笑)
ああ、招待状を受け取った妖怪達の様子が変だったのは、この凶悪粉を浴びたせいのようです。
ねずみ男の奪ったトラックが魚屋のものだったのは、ちゃんと伏線だったのね。
最後にベアードと一騎打ちをする鬼太郎がまたワルの顔で素敵。煙の中から現れる車が格好よかったです。
目玉の親父がいなかったら、鬼太郎は凄い暴走をしそうですよ。

事件の黒幕はぬらりひょんでした。
鬼太郎に復讐するために妖怪石を持ち出しましたが、そんなことしないで普通に自分の願いを叶えればよかったのになぁ。もったいない。
ちなみに、鬼太郎に願いはぬらりひょんの被害にあった妖怪達を元に戻すこと。
この回から絵が妙に鮮明になっているんですが、砂かけ婆の髪の色が綺麗だなぁと思いました。

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