89話 髪の毛地獄!ラクシャサ

鬼猫好きーの間で伝説となっているラクシャサをようやく見られました。
「ずっと子供のままのくせに」というねずみ男の言葉が引っかかってしまったねこ娘。
そのままで十分可愛いんですが、綺麗な大人の女性にやっぱり憧れるんですね。
町で出くわした美女にひかれてある喫茶店に入ったねこ娘は、そこでインド妖怪ラクシャサに捕まってしまいました。
同じ頃、異変を感じ取る鬼太郎の姿に愛を感じましたよ。
どこかで妖怪退治をした帰りらしいのですが、手紙でねこ娘に呼び出されて、例の喫茶店に向かいました。
「用があれば来ればいいのに」の鬼太郎がお子様な感じで可愛いです。
ねこ娘の気持ちを察して、鬼太郎について行かずに家に残る目玉の親父が男前。
喫茶店で向かい合わせに座ってコーヒーを飲む二人が、なんだか微妙な空気で、鬼太郎じゃないけれど落ち着きませんでした。
き、気恥ずかしい!!!どうすればいいんだ、このもどかしさ。

二人がデートしている頃、なんと仲間の皆が何者かの襲撃を受けていましたよ。
砂かけ婆が昔契ったことのある若い猟師、子なき爺が可愛い童、ねずみ男が綺麗な女性、一反もめんが絣の着物の女性、ぬりかべがおじぞうさま。
敵はそれぞれの最も会いたい人物に変化して現れるらしい。
っていうか、昔契ったって、子供向けアニメなのにいいのか、そんな言葉が出てきて!!(^_^;)妙に慌てちゃったよ。
顔を赤らめる砂かけも微妙な・・・・。「妖怪になって幾年月・・・」と言っていたけれど、砂かけ婆って昔人間だったんですか!!!
3部では「産まれたときから婆で・・・」と言っていたような気がしますが。
ああ、スケベ爺のはずの子泣きの会いたい人が子供だったのが少し意外。ねずみ男のように若い女かと。
一反もめんは人物というより着物に惹かれていますよ。(笑)本体が布地だから。ぬりかべは石系が好みか。
彼らの話を聞いて、目玉の親父は鬼太郎の危機を察知します。

そしてラクシャサの力で大人に変化したねこ娘に襲われて鬼太郎はピンチに。
一反もめんに乗った目玉の親父が東京コミックショーに出てきそうなインド人の行者を連れてきて、赤いカレー粉のような物をふりかけると、ラクシャサが本性を表しました。
取り込まれていたねこ娘も何とか分離。しかし、鬼太郎のちゃんちゃんこも下駄も通用しません。強いぞラクシャサ。
ねこ娘がラクシャサに飛び掛り、その隙にインドの行者さんがカレー粉(?)でラクシャサを封じる円陣を描いて撃退しました。
いやー、ラクシャサの中からねこ娘を救い出す鬼太郎とか、その後ねこ娘をお姫様抱っこする鬼太郎とか、鬼猫好きーとしては見所満載でしたね。
最後の川辺でアイスを食べる鬼太郎&ねこ娘もラブリー!!!どっから持ってきたんだ、そのアイス。(笑)
やっぱり二人にはコーヒー飲みながらデートは早いよ。アイスで十分ですよ。可愛い、可愛い。
ねこ娘って成長しないんでしょうか??鬼太郎は赤ん坊の頃があるから、大きくなっているようですが。

 

 

90話 峠の妖怪・ぶるぶる

光の入らない暗いトンネルに現れる妖怪ぶるぶるが、どんどん人間達を攫っていきますよ。
居合わせたねずみ男も取り込まれそうになりましたが、そこに失踪事件の噂を聞いたと思われる鬼太郎が駆けつけました。
しかし、ねずみ男には見えるらしいぶるぶるが、鬼太郎には見えない。
どうやらぶるぶるは臆病な心を持つ人間の目にしか見えない妖怪らしいです。
人間達の怯えがぶるぶるの糧のようで、昔の人間の寿命が短かったのは、ぶるぶるに生気を吸われていたせいみたいですよ。恐ろしい。
今は電気の力で暗闇がなくなり、ぶるぶるも寿命が短くなってしまったため、今回人間達を攫うことにしたみたいです。
夜になって再びぶるぶると対峙する鬼太郎。どうやらぶるぶるは熱に弱いらしく、砂かけ婆の連れて来たつるべ火で苦しんでいます。
最終的には、旅館を経営する親子が勇気を出してぶるぶるに立ち向かったおかげで、何とかぶるぶる退治に成功です。
鬼太郎って何だかんだで親子の人情ものの話が多いですね。
丸眼鏡の鬼太郎が胡散臭くて、二流の詐欺師のように見えました。

 

 

91話 夜の怪!百鬼夜行の鬼

ねこ娘が薬草のことを聞きに鬼太郎の家にやってきましたよ。
しかし、目当ての目玉の親父がいなくてがっかり。ねこ娘にお茶を入れる鬼太郎。日常の二人の風景がいいなぁ。
目玉の親父は閻魔大王に呼ばれていたようです。
地獄に人間の魂が来なくて暇になってしまった原因を探って欲しいとのこと。
居合わせたねこ娘も交えて、さっそく魂の通り道を調べ始める鬼太郎親子。
魂の行方を辿ると、使われていない古い病院にたどり着きました。霊安室に入る前の鬼太郎とねこ娘のやり取りがまた可愛いです。
気味が悪いから霊安室に入りたくないねこ娘に、廊下で待っているように言う鬼太郎。怯えたねこ娘は結局鬼太郎にくっついてくるんですが、「僕が守るから平気だよ」とか言ってくれればさらに萌えたんですけどね。(笑)
いや、鬼太郎には無理かぁ。

実は魂を霊界に行く前に横取りしていたのは、ねずみ男、そして彼を使っていたのが百鬼夜行の鬼達でした。
鬼達は魂が迷わず霊界に行けるよう見張る番人のはずですが、鬼太郎の話も聞く耳を持たず、やたら凶暴ですよ。そうこうするうちにねずみ男が裏切り、捕まったしまった鬼太郎親子&ねこ娘。
ちゃんとねこ娘をかばって戦う鬼太郎が男の子な感じですv
どうやら鬼達はリーダー格の鬼が病に倒れ、それを治すには人間の魂が薬になるということで集めていたようです。
鬼太郎の髪の毛の一本が砂かけ婆達に助けを求め、彼らが到着して鬼太郎達も何とか鬼の縄から脱出しました。
形勢が逆転して鬼をふんじばった鬼太郎ですが、話をきけばリーダーのためにしたこと。
そして、目玉の親父の診た所では薬草で治るようです。仲間の危機に気が動転していた鬼達も反省して、魂が無事に離されて終わりです。
今まで魂の行き来が途絶えていた分、閻魔様は大忙しのようでした。
そうか、人間の魂って海から天上にあがっていくのかぁ。

 

 

92話 百目とぬらりひょん

砂かけ婆が百目から預かった子供がどこかにいなくなってしまいました。
妖怪アパートの住人総出で森を探しますが、影も形もありません。
どうやら人間の世界に迷い込んでしまったようですよ。好奇心旺盛なのに臆病で術がまるで使えないって、凄い迷惑な性格だ・・・・。
慣れない人間の世界でパニックを起こしかけていたところで、ねずみ男に拾われました。
どうやら悪巧みに利用しようとしたみたいですが、百目の子供はぬらりひょんの育てた妖怪樹の花にひかれて、ふらふらと出て行ってしまいます。
ぬらりひょんはこの巨大な妖怪樹を妖怪生物兵器として使おうとしているようです。
百目の子供が妖怪樹に捕まったところでようやく鬼太郎達が到着。
しかし、百目の子供が人質にされているので、鬼太郎&砂かけ婆まで妖怪樹に捕まってしまいましたよ。
妖力を吸い取られて万事休すというときに、砂かけ婆の呼びかけに答えて、百目の子供が金縛りの術を発動。何とか撃退に成功です。
砂かけ婆、百目の子供がいなくなったときに随分と気が動転していたし、子供好きなんでしょうかね。
百目、本来の力が出せるようになれば、確かに凄い妖怪になりそうだ。

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