9話 爆走!鬼太郎機関車 鬼太郎のもとに借金取りがやって来ましたよ。
どうやら、知らないうちにねずみ男の借金の保証人にされていたようです。
「諦めた方がいいよ。あいつは借りた物を返さない主義だから」と鬼太郎、何気にひどいこと言っています。
保証人にされていたことに慌てる様子はありません。
その頃、金を返せず逃げていたねずみ男は、過疎化がすすみ老人しか住んでいない村にたどり着きます。
真夜中、寝ているところを未亡人に襲われるねずみ男。(注:老婆です)
どうやら、村に向かう汽車の中で、金髪美女にもらって飲んだワインを飲んだ人は全員吸血鬼になってしまったらしい。
ねずみ男も吸血鬼化です。そして、村中が吸血鬼だらけに。ねずみ男からもらった手紙にまんまと騙されて、鬼太郎が村に来てしまいました。
うおーーーー、ねずみ男がさっそく鬼太郎に襲い掛かりましたよ!!!(注:血を吸うためです)
ネズキターーーー!!!
謎の美女に怪我の治療をされる鬼太郎が、肩をはだけさせるあたりが、また色っぽい!!!今回、お色気鬼太郎ですね。
意識のない鬼太郎が椅子に座っているところで、下駄が下に落ちて足が浮いているあたりが、何だか子供っぽくてラブリーなのです。
目が覚めると吸血鬼になっているのだから、それどころじゃないですが。何とか敵の手から逃れた目玉の親父は、ねずみ男を助けます。
どうやら、土に体を埋めると吸血鬼から普通の状態に戻るらしい。
今回の事件の黒幕は西洋から来た吸血鬼のピーと仲間の美女のモンロー。日本を吸血鬼だらけにして、征服しようとしているようです。
汽車で吸血鬼化した人間達を町に運び、血を吸わせて数を増やそうという魂胆ですよ。
そうはさせじと、駆けつけた鬼太郎ファミリーの面々が汽車を追いかけます。
もはや頭の中は「血が欲しいー!」だけの鬼太郎に立ち向かう目玉の親父。我を忘れた鬼太郎が、目玉の親父の呼びかけで正気に戻るところが凄いです。親子愛!
二人を掴まえて土に埋めて、吸血鬼にされた人々も元に戻って終了です。
10話 怪奇!妖怪万年竹 うおーーーー!!またしてもネズキターーー!!!
怪しげな不動産の仕事を始めたねずみ男は、竹林の中に立つ古いお屋敷をある奥様に売りつけようとしています。
でも、その屋敷には得体の知れないものが住み着いているらしく、周りでは行方不明者続出なんですね。
さすがに気味が悪く、鬼太郎を同行させるねずみ男。
鬼太郎のほっぺをぷにぷにするねずみ男、うっ、羨ましすぎるーーーーーーー!!!!!
何、あの親密さは!確かにこの回の鬼太郎ってばほっぺたがぷくぷくです。
私も、私も触りたい!!動じない鬼太郎が男前すぎです。迷いながらも屋敷に到着した一行ですが、どうやらここに近づく人間は、みんな竹人間にされてしまったようです。
本当に、竹が服を着て歩いている感じ。人数が多いので、囲まれると相当怖いーーー。
犯人は竹が万年生きて妖怪になったという、万年竹です。屋敷の下に彼がいたわけですね。
その昔、エリという少女と友達になった万年竹は、彼女との思い出を壊されたくなくて、人間達を竹人間に変えていたらしい。
そして、病気で死んでしまったエリちゃんが、100年後に竹として蘇ることを知った万年竹は、ようやく竹にした人間達を解放してくれましたよ。
そんなこともあるのかなぁ・・・・という話。思いが強ければ奇蹟も起きるか。でも「竹になりたい」というエリちゃんの望みは、何だか不思議・・・。冒頭の、トランプをする砂かけ婆と子なき爺と目玉の親父が仲良しな感じで良かった。
ジョーカーの絵柄が何故砂かけ婆なのかと思ったら、ババ抜きをしていたからですね。(笑)
自分の体より大きなカードで遊ぶ親父さんがラブリーです。
奥様についてきたサカキさんを怯えさせたり、くまのぬいぐるみに見つめられて照れたり、細かいところで可愛い親父さん。
そういえば、あの奥様よくあんなぼろ屋敷のお風呂に入ろうと思ったよなぁ・・・・。
11話 毛羽毛現とがしゃどくろ 酒風呂に入ってご満悦な目玉の親父。
余興のために、鬼太郎にオカリナを吹けと言っていますよ。
ああ、第三部だと定番の武器のイメージですが、第4部の鬼太郎がオカリナを持っているのは珍しい。
私も聞きたかったけれど、謙遜した鬼太郎はその音色を聴かせてくれませんでした。
あとで演奏シーンがありましたが、なんだか憂鬱な感じで、妖怪の音楽っぽかったです。さて、今回の事件は、霊山ハイウェイに巨大なドクロ(がしゃどくろ)が現れるというもの。
自然保護区域に道路を作ったため、森が壊され、動物達が怒っているらしい。。
ねずみ男によって封印を解かれた毛羽毛現は、がしゃどくろを操り、道路を通る人間達に復讐をし始めます。
そこにねこ娘と共に一般もめんで急行した鬼太郎ですが(二人乗りv)意外にもあっさりと捕まってしまいましたよ。
ネズキタ第三弾ーーーーーー!!!!
まさに鬼太郎の命が奪われるというときに、「ちょっと待ってくれーー!!」と駆けつけるねずみ男。
鬼太郎を助けるため、物凄い必死です。愛だよ!!・・・・あれ、ここ、キタネコ中心感想部屋なのに。おかしいな。鬼太郎が愛されていればそれで良いというか、何というか。
「逃がすなよ」と言われたわりにあっさり縄を解いています。
彼らに動物達が困っている事情を説明された鬼太郎ば、仲間に加わり道路を作った人間を懲らしめることになりました。悪いのは私服を肥やそうとした自然保護省の大臣と社長だったようで、彼らは妖怪達に不気味な旅館に案内されて、散々目にあいます。
大体、玄関で子なき爺が出迎えたあたりで、この旅館は怪しいと思わなければ。(笑)
芸者姿のねずみ男と砂かけ婆、凄い迫力だ!これ以上ないほどの嫌がらせですよ。
温泉に入れば動物達やがしゃどくろに襲われるし、旅館から逃げ出せば、交番にいたのは制服姿の鬼太郎です。目玉の親父まで警察官の制服を着てるー。
大臣達は普通に事情を説明していましたが、あきらかにおかしいでしょう!!子供が制服着て交番にいるんだから。(笑)可愛いからいいですけど。
反省した大臣達はハイウェイを無くすそうですが、森が元に戻るまで、時間がかかりそうだなぁ。
しかしあの霊山ハイウェイ、山の中の道路なのに真夜中でもかなりの交通量・・・。
「死刑」と言い切ったときの鬼太郎が怖かったわ。
12話 陰謀!猫仙人の猫王国 祐子ちゃんから、友達の次郎くんが行方不明になったと連絡をもらう鬼太郎。
町では猫の数が増えて悪さをしているらしい。
鬼太郎ファミリーはゴーストタウンと化した隣町へと向かいますが、そこには猫王国が。
猫達がパチンコをしたり、買い物をしたり、選挙活動をしたり、まるで人間のような生活をしています。何とペットショップでは人間が売られていますよ。
店にいるのはみんな猫を捨てた人達みたいです。
猫達によって裁判が開かれ、有罪になるとペットショップ行き。
猫に直接危害を加えたりしたら、死刑ですよー。どうやら猫達は猫仙人に操られているようです。
罪の無い猫たちを傷つけるわけにいかず、防戦一方の鬼太郎達は、ねずみ男を使って彼らをおびき出すことに。本能で猫は鼠を追いかけるようになっているのです。
しかし猫仙人の体を伸ばすことが出来る技って、猫の特技とはあんまり関係がないような・・・・。
そんなこんなで、猫仙人を身動き出来ない状況に追い込んだ鬼太郎は、タイミング良く到着した一反もめんの持ってきた猫壺に猫仙人を封印しようとします。
そこに飛び出してきた、ねこ娘。
悪いのは猫を捨てた人間の方だと言われれば、鬼太郎も戸惑ってしまいます。
猫を捨てた人間達が反省し、再び猫を可愛がると約束して終了です。
引き取り手のいない猫達は、猫仙人が山に連れて行ってくれました。話せば分かるもんだなぁ。
忘れられているねずみ男が哀れです・・・。猫に引っかかれて「イテイテ」と言っているぬりかべがなんとなく可愛かった。かべでも痛いのね。