冒頭のTV番組って『おしん』っぽいですよね。 人間達を妖怪屋敷に入れて怖がらせ、途中で逃げ出さずにゴールまでたどり着けたら１００万円、という企画のようです。 妖怪仲間を総動員して１００万円目当てのチンピラや、超常現象を信じない学者を脅かしていく鬼太郎達。 ラストは、鬼太郎の力を借りて姿を現した母親が、太郎くんに自分が死んだときの事件の真相を話し、一件落着。そうした訳だったのねぇ。 |
冒頭のTV番組って『おしん』っぽいですよね。 人間達を妖怪屋敷に入れて怖がらせ、途中で逃げ出さずにゴールまでたどり着けたら１００万円、という企画のようです。 妖怪仲間を総動員して１００万円目当てのチンピラや、超常現象を信じない学者を脅かしていく鬼太郎達。 ラストは、鬼太郎の力を借りて姿を現した母親が、太郎くんに自分が死んだときの事件の真相を話し、一件落着。そうした訳だったのねぇ。 |
１４話 蜃気楼海竜・みずち 生活に疲れた父親が、徐福に連れられて蓬莱島に行ってしまう話です。
徐福も別に悪気があったわけではなく、父親が可哀相だったから招いただけだったようです。
しかし、ここに来ると衣食住に困ることなく永遠に年を取らずに過ごすことが出来る変わりに、浮き世のことを全て忘れてしまうらしい。
行方不明になった父親を捜して欲しいと言われ、健吾くんと一反もめん、ねずみ男（勝手についてきた）と一緒に蓬莱島を目指す鬼太郎。
３人を乗せて飛ぶ一反もめんが「妖怪使いが荒い」と不満を漏らしております。（笑）重そう。
嵐の中、みんなを蓬莱島まで連れて行ってくれたかに坊主は前にも出てきた妖怪のようですね。レンタルビデオ、１の次に４を見たのでよく分かりませんが。
徐福って歴史の本に出てきたけれど、妖怪にされていたのか。
ねずみ男がまた騒動を起こして蓬莱島が無くなりかけましたが、最期は健吾くんとキャッチボールをした父親が忘れていた記憶を取り戻し、みんなで一緒に帰路について終わりです。
なんだかこう、じんわりとしますね。健吾くんが父親を強引に連れ戻そうとしなかったのは、彼が毎日仕事で疲れているのを知っていたからか。物わかりが良すぎるよ。
かに坊主はもともと徐福と一緒に中国から渡ってきた上海蟹が長生きして妖怪になったようですが、「わしに見覚えがあるはずじゃが」と言っても、当時普通の蟹だったかに坊主を記憶しているものなのか？？
食べられないで、良かったねぇ。
目玉の親父がねずみ男に「お前って奴は、邪念の塊じゃねん」とギャグを言っていたのが印象的。（笑）
１５話 悪夢！妖怪まくら返し 人間達によい夢を見せて深い眠りに誘いその魂を奪うという、まくら返しを退治する話です。
祐子ちゃんから同級生の祥一くんが行方不明になったという知らせをもらい、さっそくまくら返しのもとへと向かう鬼太郎。
祥一くんの両親の謝礼が目当てでねずみ男がまた付いてきました。
迷いの山に出現した夢の架け橋（一定時間で消える）を通ってまくら返しに会いに行くんですが、先祖伝来の鬼太郎の下駄がなければ虹の上は歩けないらしい。
そうしたことは早く言ってくれないと、ねずみ男が落下していますよ。（笑）
鬼太郎、意地悪なのかと思いきや、ねずみ男の頼みを聞いて素直に下駄を一つ貸してあげるあたり、いい人か悪い人か分からない。
首尾良く祥一くんを発見したものの、まくら返しに不意打ちで眠りの粉をかけられ、鬼太郎も夢の世界に。
子供らしい鬼太郎の寝顔にメロメロです！！！！ラブリーーー！！ほんのり頬を染めているわ！
などと悦に入っていたら、まくら返しは鬼太郎の首を切ろうとしていていますよ！！！寝顔に見入っている場合じゃありません。
難を逃れた目玉の親父は鬼太郎を助けるため、別行動中のねずみ男のもとへと走ります。
鬼太郎って原作では手を切られたり体を細かくされても復活したような気がしたんですが、あの目玉の親父の慌てぶりは親馬鹿なせいか？
確かに元通りになると分かっていても、息子が切り刻まれる姿は見たくないなぁ。のこぎりで首切りって怖すぎる。まくら返しの弱点は塩のようです。珍しくねずみ男に助けられ、祥一くんも奪い返して逃走する鬼太郎達。
そのとき鬼太郎はまくら返しから奪った彼の腕を持ち帰ります。腕を取り返しに来たまくら返しを返り討ちにしようという算段らしい。
何故まくら返しの本拠地に弱点の岩塩が都合よく置いてあるのかちょっと気になったり・・・。
仲間達と共にまくら返しが来るのを待つ鬼太郎ですが、姿を見せたまくら返しの眠り粉によって皆は眠らされてしまいます。
この夢の世界が、キャラクターによって様々で面白い。
砂かけ婆は若返りの秘薬をもらう夢、子なき爺は若い女性に負んぶされる夢、ぬりかべは温泉入浴。
ねこ娘はお花畑で遊んでいる夢ですよ。か、か、可愛いーーｖｖさらには鬼太郎も出てきて、ねこ娘は鬼太郎が本当に好きなんだなぁと思いました。
夢から覚めたとき、無邪気に「どんな夢だった？」と聞くねこ娘に、答えられない砂かけ婆と子なき爺が良いです。
一人（？）眠り粉から逃れた一反もめんと鬼太郎が協力して、まくら返しに塩をかけてやっつけます。
鬼太郎の髪って自分の意思で伸び縮みするんですね。便利だな。
第１６話 あかなめと白うねり ねずみ男の家が出てくるんですが、き、き、汚い！！カビと埃まみれですよ。
こんなところに住んでいたら、それは臭いよなぁと思っていたら、これは妖怪の仕業でした。何でそれほど不自然に思わないんだ、ねずみ男！（＾＿＾；）
白うねりの息が周囲をカビだらけにして、あかなめがそれらを舐めとって綺麗にする妖怪らしいです。
両方とも不潔な場所にいるために嫌われているようですよ。
しかし、ねずみ男は二人の能力を使い、新たな事業を立ち上げます。
町中のビルに白うねりが侵入して汚しまくり、人々が困っているところにねずみ男が登場し、あかなめを使って綺麗にしてから謝礼を貰うという、あくどい手口です。
もちろん、そんな仕事をしていれば鬼太郎達の耳にも届きますよ。小金持ちになったねずみ男が、白うねりやあかなめと共に牛乳で祝杯を挙げていると、背後から「聞いたわよ」の声が。
ねずみ男が驚いて牛乳を吐き出し、向かい側にいたあかなめが真っ白な顔で呆然となる姿に笑いました。（笑）
そして、「鬼太郎には言わないでくれ」と頼むねずみ男の前に鬼太郎が出てきて、揉めるところの会話が楽しかったです。
鬼太郎に「駄目」って言われたら、ねずみ男は逆らえないんですねぇ。
楽しそうにしていたのに、金を稼げないのなら出ていけということで、白うねりとあかなめを捨てるねずみ男。
追い払っても、切なげにねずみ男を見つめるあかなめが可哀相です。捨て犬のようだ。
あかなめの容姿って妖怪人間ベム、ベラ、ベロを思い出す。
「胸に穴が空いたような・・・」って、本当に服に穴が空いていたところで、ベタなのに笑ってしまった私。二人（？）を追い出したものの、ねずみ男は寂しさから何もする気が起きません。
そして、都会の汚れを吸って巨大化した白うねりが町で大暴れし始めました。白うねりのためにどんどん町がカビだらけになっていきますよ。
そして、妖怪が悪さをすればやってくるのが鬼太郎です。一反もめんに乗った鬼太郎を見つけたねずみ男は急いで追いかけます。
何とか止めようとするものの、巨大化した白うねりに手も足も出ず、鬼太郎はやられてしまいました。
ねずみ男の説得もまるで聞きません。さらには、巨大化したあかなめが何とか白うねりを止めようとしますが、白うねりはあかなめにまで攻撃を！
最終的には、砂かけ婆が連れてきた雷神＆風塵の雨風で町のカビや埃は洗い流され、白うねりの体にたまっていた汚れも取れて騒動は収まりました。
風塵＆雷神って妖怪じゃなくて神様ですよね。そんな人達（？）にも顔が利くとは、凄いな、鬼太郎。「鬼太郎が言うなら」って感じで、気心が知れた関係のようです。
元々は人間達が捨てた汚いものを媒体にして白うねり達が巨大化したのだし、綺麗にしていないと駄目って教訓でしょうか。
あかなめと白うねりはまたねずみ男と暮らすんですかね。白うねりの入ったバケツを持って歩く姿は、夫婦と子供のようだ。
ねずみ男と一緒だとまた何か騒動が起こりそうですが、幸せなら全て良し！金儲け以外のことで一生懸命なねずみ男を見られて良かったです。ところでこの回、一反もめんに鬼太郎とねこ娘が二人乗りしていてラブリーでした。（笑）
ねこ娘は、知らせを受けたとき鬼太郎の家にいたから一緒にくっついてきたんでしょうか。ラブラブです。（鬼猫視点）
