ねずみ男が海辺の町で「人魚の子供」を売ろうとしています。それが、QP人形に魚の干物をくっつけたチープなもので、爆笑。子供だって騙されないよ。 「所詮、この世はお金だよ。銭がないと何も出来ないからな」 き、き、鬼太郎―――――――――――――――!!!!鬼太郎の口からそんな台詞が出るとは。パタリロになっていますよ。(私もよく口にする言葉ですが(冗談で)) のちに本物の鬼太郎が登場し、先ほどのお金好きの鬼太郎はニセモノだということが判明します。2300円を騙し取られてくやしがるねずみ男。 人魚の子供に案内されて海に潜った鬼太郎は、そこでさざえ鬼と対峙します。 この後の鬼太郎は無敵でしたよ。目玉の親父にアドバイスをもらって、さざえ鬼を退治。さっきまでのへなちょこぶりは、体の中の痺れ薬が消えるまで待っていたんでしょうか。 |
18話 海の奇跡!化け鯨 一反もめんとねずみ男という、珍しい組み合わせで行動しています。ねずみ男に無理やり連れて行かれたって感じですが。
ねずみ男は、南の海に沈んだ難破船から宝物を引き上げるというツアーに参加したかったらしい。
渋々ねずみ男を乗せて飛ぶ一反もめんは超機嫌が悪いです。「乗り方が悪い」と文句を言っていたが、あれに乗り方なんてあったのか。
一反もめんに「「木綿ばい」なんて英語言いやがってー」とねずみ男は言っていたが、これのどこが英語?(笑)木綿、buy?
ねずみ男はともかく、一反もめんのことを心配する妖怪仲間達。丁度、同じ海域に出る化け鯨について相談を受けていた鬼太郎は、さっそく南の海に向かいますよ。ねこ娘も一緒v
化け鯨と聞いて、三角の布を頭につけた鯨を想像するねこ娘が可愛いvvしかも「うらめしニャー」だしvラブリー。化け鯨が出没する付近は、鯨の墓場があるところらしいです。そして、神聖な場所に人間達がずかずかと入り込むことを怒っている。ゴミを捨てにくる人達もいるし。それは怒るよなぁ。
ねずみ男や宝探しに来た人間達が海に潜っていると、化け鯨がさっそく現れましたよ。しかもねずみ男がさっそく食べられている。
船に乗っていた女性が海に落ちたのを見た鬼太郎は、慌てて海の中に追いかけます。そして化け鯨の中へ。
自分より随分年上の女性(見かけが)のことを「娘さんは?」と言っているあたりが、なんだか古風というか、じじくさい。
静子さんのことを心配する女の人達に「鬼太郎が助けに行ったんだから、安心しなさい」って全面的に信頼しているねこ娘がまた可愛いです。化け鯨の中には、なんと鯨の研究をしていて行方不明になった静子さんのお父さんの霊がいらっしゃいましたよ。
大好きな鯨と一緒にいられて幸せらしい。束の間の再開のあと、地上へと戻っていく鬼太郎達。
海を汚さないで欲しい、静かに眠らせて欲しい、というのが彼らの願いでした。
この回の鬼太郎はほっぺがぷくぷくしていて、突っついてみたい〜vと思いました。
19話 恐怖!妖怪くびれ鬼 仕事に疲れた中年男性の過労死が増えている、という新聞記事を読む目玉の親父。
そして、祐子ちゃんから同級生の晴美ちゃんのお父さんの様子がおかしいということで相談をされます。
「祐子ちゃんから手紙が来てるよー」のねこ娘が可愛い。そして、学校までねこ娘もくっついて来るんですよね。
この頃続けてねこ娘が登場していて嬉しい。海ネタ多いですね。放送したときの季節は夏だったんだろうか。
晴美ちゃんのお父さんは食欲もなくみるみるうちに痩せていっていますよ。あとをつけたところ、妖気が!
どうやら妖怪くびれ鬼に取り付かれ、彼が一番幸せだった頃、子供時代に連れて行かれているようです。もちろん、くびれ鬼が作り出した幻想の黄泉の世界ですが。
そして、その場所で食べ物を食べると、魂がどんどん削られていくということのようです。あと1回向こうの世界で食事をすれば晴美ちゃんのお父さんの命は無い。鬼太郎、ねこ娘、砂かけ婆、ねずみ男は晴美ちゃんのお父さんを追いかけて過去の世界へ飛びます。
鬼太郎の説得もあり、子供のときのように守られているばかりではなく、自分が妻や子供を守るべき立場なのだと気づいた晴美ちゃんのお父さんはもとの世界に戻り、くびれ鬼も退治されて一件落着。
過去の世界が、映画『三丁目の夕日』を観ているようで、ノスタルジックでいい感じでした。なんだか懐かしい・・・。いや、私の幼少時代とはだいぶずれていますけど。
鬼猫シーンは、脱出のときに抱きつく順番が鬼、猫、婆、父、鼠だったところかなぁ。
しかし晴美ちゃんは本当にお父さんのことが大好きでいい子ですね。絵もよく似ている。これであと何年かして「お父さん、くさい」とか「近寄らないで」とか言い出したら、お父さん可哀相だなぁとよけいな想像をしたり・・・。(^_^;)
20話 冒険!絶海の人食い島 これ、次回予告に物申す、ですよ。予告の段階で「無人島に妖気が」「島全体が妖怪の体だったのかー」って言っちゃっています。そんな重要なネタバレをしなくても!!
今回の話は、ある穏やかな海域で何隻も船が沈んでいるというもの。久々に妖怪仲間が総出演です。
怪しい海域に向かうイカダに鬼太郎、ねこ娘、ねずみ男、砂かけ婆、子なき爺、一反もめん、ぬりかべが乗っています。他の皆はともかく、ぬりかべがあの小さなイカダに乗っていることに驚きました。
しかし、何故人助けにねずみ男が率先して協力しているかというと、海底に眠るという二つとないお宝が目当てでした。(^_^;)近くの無人島から妖気を感じると共に、津波に飲み込まれる面々。無人島に漂着しますが、洞窟に入ったとたん落下してしまいましたよ。もしやねこ娘のパンチラが!?などと期待していませんよ・・・・ええ。残念なことに見えなかったですが。
落ちたところには行方不明になったダイバー達が助けを待っていました。
オチは予告の通り島自体が妖怪の体で、鬼太郎達はその腹の中に入ってしまったということでした。
人食い島はその巨大な体で島を装って近寄ってきた人間を食べてしまう悪い妖怪だったんですが、今はそんなことをしていない様子。
昔、人食い島は人の娘と恋仲になったことがあり、彼女が死んだあとも形見の品である真珠の首飾りを守っているのですが、それを狙ってやってくる輩を追い払っていたそうですよ。
「俺もまだまだ若かった」と人食い島の1000年前の回想が入りましたが、その頃の人食い島は木々が茂って確かにそんな感じに見えるのが凄い。(笑)途中、ねずみ男が盗み出した首飾りを人食い島に帰し、人間達ももう首飾りを盗もうとしないと約束して、万事解決です。
思ったんですが、ねずみ男のやることなすこと、全てに細かく突っ込むねこ娘を見ていると、案外仲がいいのかと思ってしまう。たまに心配もしていますし。ちょっとジェラシー・・・。