29話 巨人伝説ダイダラボッチ

子供達が海水浴を楽しんでいると、なんと地鳴りが起きて巨大な目玉が二つ空を飛んできましたよ。こ、怖い。
山が崩れて線路もふさがれ、移動手段がないので逃げられない。
ねこ娘や砂かけ婆と一緒に、一反もめんに乗ってやってきた鬼太郎でしたが、なんと今度は巨大な鼻や口まで出てきました。
これが涎や鼻くそや鼻息で攻撃してくるので、たまったもんじゃありません。本当に嫌だーーー。(>
×<)
どうやらこれはねずみ男が争いを鎮めるという妖怪ダイダラボッチの封印を解いているせいみたいです。
ヘリをチャーターしたねずみ男が、二人も部下を引き連れていますよ。金かけてるなぁ。
しかし、ダイダラボッチをよみがえらせても、あまり金儲けには役立ちそうにないよ・・・・。
鬼太郎が飛行場に連絡したときに持っていたのはトランシーバーだろうか??携帯電話にしては、大きすぎな。

近くの民家に逃げようとしますが、家主のおじさんに締め出されてしまいました。自分だけが助かろうなんて、ひどいーーー!!!
ねこ娘を突き飛ばすとは!!!(怒)鬼太郎が受け止めてくれたから良かったですが。
通りかかったバスにまで見放されてしまいました。いやー、醜いなぁ。でも、自分の身が危うくなったら、こんな風に誰かを犠牲にしても助かりたいって思うものなのかも・・・・。
ダイダラボッチの体はばらばらに封印されているのですが、ねずみ男は順番に解いている様子。先回りしようとする鬼太郎ですが、ねずみ男の水鉄砲で攻撃されて一反もめんごと落下です。松が刺さった一反もめんが痛そう。
しかし、水鉄砲ってのがショボイ武器だなぁ。(^_^;)
そして最後の封印が解かれてダイダラボッチの巨大な体が復活してしまいました。手当たり次第に回りものを口に入れています。
喧嘩を始めたねずみ男達まで食べられてしまいましたよ。やっぱり封印を解いた者でも、ダイダラボッチを操るなんて無理だったのね。

逃げ惑うねこ娘、砂かけ婆、子供達。ぬりかべが到着して喜ぶねこ娘でしたが、さしものぬりかべも大きさの違いを見せ付けられて逃亡。
「何しに来たのよー」のねこ娘の突っ込みがナイス!(笑)しかし、本当に巨大だなぁ、ダイダラボッチ。
船に乗って逃げたりしますが、ダイダラボッチは何故かどこまでも皆を追いかけてきますよ。争わなければ食べられたりしないんですが、ずーっと傍らで立って見られているんです。なんてプレッシャーなんだ!
そして、子供達の間で喧嘩が始まってしまいます。そうなると、ダイダラボッチの思うツボです!食べられてしまうーー。
船が壊れて海に投げ出されたところで、ようやく一反もめんと共に鬼太郎の到着です。
ねずみ男達の乗っていたヘリには、ダイダラボッチの体の封印されていた場所を示す地図と大きな鍵が残されていました。何気に、ねずみ男の部下が二人がかりで持っていた鍵をねこ娘が一人で抱えていたり・・・・怪力!?
どうやら、ねずみ男はダイダラボッチの脳みその封印を解くのを忘れていたらしく、場所は海から近いダイダラ神社です。
昔、ダイダラボッチを封印した際、この脳みそを攻撃したそうですよ。今回も、脳みそにクイを打ち込むために鬼太郎達は神社に向かいます。

封印を解き、脳みそが出てきたところで木のクイを刺そうとしましたが、上手くいきません。どうやら木が細かったらしい。
そばに生えている竹を集めて再チャレンジしようとしますが、ダイダラボッチに発見されてしまいました。脳みそがダイダラボッチに吸収されれば、もうおしまいです。
「みんなここで奴の餌食になってもらう」
・・・・えっ?何かの聞き間違いかと思いましたが、振り向いた鬼太郎がワルの顔つきになっています。声のトーンも違う。
「悪いな。みんなが食べられている間に、僕だけ一反もめんで逃げて助かるんだ」
き、鬼太郎が突然グレたーーーーーーーー!!!!注意しようとした目玉の親父まで、放り出しましたよ。
どうしたんだーーーと動揺していたら、どうやら争いを起こしてダイダラボッチの気を引こうとしていたらしい。ああ、良かった。
鬼太郎に注意を向けたダイダラボッチが海におびき寄せられている間に、竹のクイを完成させたねこ娘達が脳みそを攻撃です。いいところのなかったぬりかべも、ここで協力。
何とか間に合って、ダイダラボッチが弱って海に沈んでいきます。あとでまた部分ごとに封印するのかしら?
落下して、海から顔を出す鬼太郎と一反もめんが可愛かったり・・・。

子供達を見捨てて逃げた運転手やバスガイド、民家のおっさんも反省したようです。ねずみ男達は砂に埋められています。
最後は皆が海辺で遊ぶほのぼのショットでしたが、砂で子なき爺を作る砂かけ婆とねこ娘が可愛かったです。ああ、でも鬼太郎達の水着も見たかったなぁ〜。(笑)
今回、ねこ娘の顔がずっと可愛くて嬉しかったですv

 

 

30話 妖花!夏の日の記憶

近頃、東京では見かけないような寂れた本屋で、鬼太郎が立ち読みをしています。妖怪について書かれた本ですね。買わずに立ち読みなところが良い。(笑)
こうしてると、普通の子供みたいだなぁ。汗をかく目玉の親父にハンカチを貸したりして、孝行息子ですv
本屋ではバイトのお姉さんが子供達に昔の戦争の話などをしていました。そして、彼女から妖気を感じる鬼太郎親子。あとをつけて家を確認しました。
不思議なことに、夏になると南の島でしか咲かない花が彼女の家で咲き誇るそうです。
花子さんは3年前に行方不明になった祖母が、この花にどこかに連れて行かれたと思っています。鬼太郎も新聞で呼びかけたりして、おばあさんを探し始めました。
そして、さっそく情報提供者が。

鬼太郎といえば、移動手段は徒歩、一反もめん、カラスヘリコプター、イカダなんですが、今回は原作の通りに巨大な貝の船で南の島に到着です。
花子さんの家で咲いていた花が見つかりましたよ。
そして、花粉に導かれてたどり着いた木の根元には戦争で亡くなったおじいさんの骨が・・・・寄り添うように行方不明になったおばあさんの骨を発見しました。
どうやら今まで花子さんのことを花になって見守っていたようです。
おばあさんはどうやって南の島に行ったんだろう。自腹で飛行機で行ったのか。手紙を書いたりパスポート取ったり、いろいろ手続きをする時間があったなら、花子さんに事情を説明する時間もあったのでは、と考えたり。
しかし花子さんは大人なのに、鬼太郎への手紙をカラスに渡そうとしたり、普通の顔で貝の船に乗っていたり、順応性のある人でしたね。声が大好きな天野由梨さんで個人的に嬉しかった。
何だか趣のある話でした。

 

 

31話 妖怪変化!傘化け

ねずみ男が純真な傘化けを騙して、鬼太郎のチャンチャンコを奪い取りましたよ。
チャンチャンコを着ると、自由に人間の姿に変化することが出来るらしい。
この傘化けが、意外に強い。なにやら体を回転させて飛び回り、物凄い切れ味です。目から変な光線みたいの出すし。見てるとグルグルして目眩が起きるし。
倒れた鬼太郎は砂かけ婆が管理している妖怪アパートへと運ばれましたよ。
傘化けの方は、一年前に死んだ大金持ちのお爺さんになりすまし、豪邸に入り込みます。ねずみ男に「お金があれば幸せになれる」とそそのかされたからです。
その家では、お婆さんがお爺さんの死を信じずに、帰りをずっと待っていました。
傘化けを本当のお爺さんと思って、かいがいしく世話をするあたりが何だか切ない・・・・。ちゃんとお婆さんの話に合わせてお爺さんを演じているあたり、傘化けもただの間抜けじゃない様子。
お婆さんと話すうちに、傘化けは段々と「お金があれば幸せになれる」というねずみ男の言葉に、疑問を持つようになります。
お金がなくても、誰かがそばにいれば、それだけで幸せなのではないかと。・・・いい話だな。

気配を探ってチャンチャンコを発見した鬼太郎は、さっそく傘化けに攻撃を仕掛けます。
チャンチャンコを盾に取って傘化けの動きを封じ、何と関節技をかけていますよ。
「どうだ、ギブアップかー!!」「ギブ、ギブ、ギブアップー!」って、いつの間にプロレス漫画になったのかと思った。(^_^;)
しかし、何年も人間と話していないわりに、傘化けって横文字を知っていますよね。コンサルタントとか、ギブアップとか、ちゃんと理解している。ねずみ男の似顔絵も上手かった。
この戦いによって目の覚めた傘化けは、チャンチャンコを鬼太郎に返します。その前に、ちゃんとお婆さんにお別れを言っているのが良かった。
その頃、ほろ酔い気分のねずみ男はチャンチャンコを着た鬼太郎に遭遇し、自分の悪巧みが露見したことを知ります。当分はアパートの雑用係として働くようです。
傘化けは草尾さんが演じていましたが、こうした役もやるようになったのかーと思ってしまった。

 

 

32話 電気妖怪カミナリ!

積乱雲の中にミサイルを撃ち込み、雷を電気エネルギーに変える研究をしていた博士達が突然失踪してしまいました。
原因は電気妖怪カミナリが、自分の住処にずかずかと入り込んでくる人間達に怒ったせいらしい。
その他も雷が落ちていろいろな事件が起きているようです。
一反もめんや子なき爺と共に原因の究明に乗り出した鬼太郎は、積乱雲の中に、空に浮かぶ巨大な岩を発見。

凄いや!!ラピュタは本当にあったんだ!!!

いや、だって、あれも雲の中にありましたよね・・・・・。
そこは不思議なことに引力もあって側面を普通に歩いたり出来ます。行方不明の人達はここにいました。
カミナリが戻ってくる前に逃げようとする鬼太郎達ですが、見つかってしまいましたよ。
電気エネルギーをバッテリーに貯めて売るため、カミナリに突進していき黒こげになるねずみ男・・・。馬鹿だ。
子なき爺の決死の戦いにより、カミナリは彼と一緒に落下していきました。この隙に、空飛ぶ岩の電気を外に逃がし、岩を地面に下ろしていきます。

怒ったカミナリは鬼太郎に襲いかかってきましたよ。途中、使い果たしたと思った電気エネルギーは背負った太鼓にまだ予備があったようです。
電気にやられてしびれる鬼太郎が痛々しい・・・・。というか、そんな体重ごと鬼太郎にのしかからなくても。妙に長いんですよ、この鬼太郎が苦しむ場面。
電撃の攻撃っていうと、ラムちゃんを思い出しますね・・・。
突然鬼太郎が「ネバーーギブアーーーーップ!!」と叫んだときは、何事かと思いました。二週連続プロレスっぽい展開です。思わず笑ってしまったんですが。
髪を巻き付けて、カミナリごと感電です。
雷を使った攻撃をするくせに、自分も電気に弱かったのね、カミナリ・・・・。あれだけ電気にやられてぴんぴんとしている鬼太郎が凄い。
人間達にもうむやみな実験はさせないと約束した目玉の親父ですが、大丈夫だろうか。
ここで終わりかと思ったら、ゲゲゲの森の家で仲良くスイカを食べる鬼太郎&ねずみ男の映像が残っていました。
一緒に種を飛ばすあたりが、仲良しって感じですよね。ほのぼの。目玉の親父の氷風呂もユニークです。

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