TOOCA
著者 | 秋生とりこ |
掲載誌 | 「きみとぼく」にて連載終了 全2巻 |
主人公 | トオカ=13,4歳?記憶喪失でとにかく風変わりな美少女。世の中の常識がよく分かっていない様子。 タカツキ=背が高くてルックスもいいのに、どこかボーっとした性格の青年。写真の仕事をしてる。 |
世界観 | 現代。でもどこか浮世離れした雰囲気の作品。 |
あらすじ | 6年勤めた事務所をやめた日、タカツキは川で記憶喪失の少女を拾う。 タカツキがトオカと名づけたその少女は自分のことをオスだと主張する。 トオカが唯一覚えていた名前、”カオル”とは一体誰なのか。 タカツキの姉の事務所でモデルを始めたトオカは、自分が魚だった時の記憶を思い出していく。 |
評 | 難しい。この作品ほど評価をするのが難しい作品はないかもしれない。 つかみどころがなくて、表現するのが難しい。とにかく、秋生先生の作品構成が完璧。 最初はよく分からなかったこと、台詞が、後々凄い複線になって、いろいろなところに繋がっていたりする。 読み返してからようやく、ああ、これはそういう意味が!と思うことが何度もあった。 その度にいろんな部分で、何度も泣きました。お薦め!!! |