カイル

 

主人公のお守り役。何も出来ない主人公を、かいがいしく世話していますねー。
姫様が不安じゃないかと心配で、様子を見に来てくれるところとか、嬉しいですよ。
しかし、いかんせん私の好みのタイプから外れている。もっとこう、男らしく「黙って俺についてこい!」タイプが好きなもので。
何かといえば「姫様、姫様」と本当に仔猫のように懐いてきますよ。見た目成人男性なので、ギャップが・・・・。
男なのに猫耳、尻尾、翼付きというのが、また、微妙な。似合ってるけどさ。
あれなら猫の姿のままの方が良かったのでは。レニとセイジュは納得していたけど、あんな姿の人が歩いていたら警官に職務質問されそうですよ。

そして、カイルルートでは双子がどうやって人間界で資金を得ていたかも分かります。
魔界を出るときに、一生かけても使い切れないほどお宝を持ってきたそうですよ。
彼らに生活費を渡されて家事をするカイル、すっかり主婦です。
人間界の文字が分からないのに、姫様のために必死に料理を作るところが、えらい。
カイルの話で初めて、アーシェの苦労が分かった気がしますよ。
人間界の文化なんて殆ど知らないのに、学校に入れられて、双子はあんな感じだから頼れる人もいないし、父のことは心配だし。
ストレスで倒れるのも分かる気がする。カイルがいてくれて、良かったなぁと思いました。

 

 

EDごとの感想。

愛憎ルート

・・・・・・・・超、ほのぼのなんですけど。
レニ&セイジュのドロドロを見ているだけに、ほっとしますね〜。本当にこれ、愛憎ルートなのか。
カイルはアーシェに男として見てもらいたいけど、アーシェの方は彼が少しでもそうした気配を見せると、不安になる。
それが分かっているから、カイルも無理して明るく彼女の使い魔を演じている。
カイルの気持ちを知っていて見ない振りをしているアーシェが、少しひどい女に見えてきたような。
・・・・などと言っていたら、カイルがついに下克上。
毎晩隣に寝ているのに、俺が本当に手を出さないと思ってやがるのか、こんちくしょーー。(かなり脚色)
そんなひどい姫様の味方なんて、この世界に俺だけなんだぜーということで、双子のいないときは二人で発情期です。
てっきり風邪が治ったら学校に行くのかと思ったら、家に残ってカイルといちゃついてたんですね。本当に、人間界に何しに来たんだよ。(^_^;)
しかし、カイルルートにはちょっと無理があるような気がしますよ。
冷たいレニや考えの読めないセイジュより、甘やかしてくれるカイルを頼ってしまうのは分かるけど、昔はレニと恋人同士だったわけだし・・・・。タイプ全然違う。
濡れ場は最初は「ぎゃー、始まっちゃったよー」(赤面)という感じでしたが、三人目ともなると「あー、やってるやってる」とほぼ早送り。な、慣れって怖い。
ちなみに、カイルはご奉仕されるのが好きなようです。

双子はカイルとアーシェのことに気づいていたようで、急に魔王になると言い出しましたよ。
アーシェが王妃になることが条件で。
カイル離れ離れになることを恐れるアーシェ。カイルはレニから預かっていた宝石を持って、アーシェと逃亡を企てます。
そろそろ悪魔狩りが終わって魔界への門が開くそうなんですが、途中でレニとセイジュに見つかってしまいました。
悪魔は魔物に手出しが出来ないそうですが、盗人は別ですよ。
しかし、これは双子の目をそらすためにカイルが仕掛けた罠だったようです。いつの間に天使と手を組んだんだ、カイルー。

 

Aエンド
二人の逃亡ED。無事魔界にたどり着いたものの、魔王は二人をどこまでも追っているらしい。
カイル、長い間我慢していたせいか、嫉妬の鬼です。アーシェが他の人間と話すことも許してくれません。
このゲームって何でこんなに束縛系のEDが多いんだろう・・・。極端な気がしますよ。

Bエンド
天使にやられて、二人一緒に落下して終わり。カイルは死ぬまでアーシェを離しません。
双子のどっちかにアーシェを奪われるのかと思っていましたよー。恐るべし独占欲。

Cエンド
レニとセイジュの力で、カイルが魔界に強制送還されました。寂しいアーシェはレニとセイジュに抱かれて心の穴を埋めようとしますが無理です。
魔界に戻ると、悪魔と魔物の戦争が始まりました。魔物を率いているのは、カイルなのか・・・・。
双子&アーシェが魔界を統治するっていうのは、ある意味理想ですよ!!絵で見たかった。

 

 

純愛ルート

カイルは魔物の国では貴族の出だったらしい。魔物にも身分差があるんですね。
そして、庭でアーシェを見かけて一目惚れし、使い魔にしてもらったそうです。
純愛ルートの方が関係が進展するのが早いですよ。アーシェが告白して早々と結ばれております。
どちらかといえば、カイルの方が身分差を気にして「いけません、姫様」なんて言っているし。
ちょいと情けない系なのがカイルらしくていいと思います。
今までと違って、アーシェが積極的ですねー。これは初めての展開だ。愛憎ルートと一緒で学校も行かなくて万々歳です。
しかしちょっとバカップルすぎるよ。それはもういいから、話を進めてくれと言いたくなったり・・・・。全体的にピンクすぎ。
もう耐えられないと思っていた矢先、双子から重大な話が。
カイルは魔王からアーシェの前では人型にならない約束をしていたそうです。確かに、大事な一人娘が魔物とこんな関係になったらマズイもんなぁ。
悪魔と魔物の仲はそれほど良くないらしく、アーシェがカイルと結婚して魔物の国に行ってもろくなことにならないようですよ。

カイルはアーシェの幸せのために、猫の姿に戻り、出て行ってしまいました。
ああ、これからどんな劇的な展開が待っているのか・・・・と思ったら、あっさり夜には戻ってきましたよ。何だったんだーー!
セイジュじゃなくても、嫌味の一つも言いたくなる。
アーシェを幸せにする、守り抜く覚悟が出来たのか訊ねるレニが、なんだかお父さんのようでした。
二人の言っていることは、最もなんだよなぁ。アーシェには魔王の娘としての自覚が全く無い・・・・。
何の考えも無く、カイルとずっと一緒にいる、カイルを守るって、口先だけ。
うおー、こんなうがった見方をしてしまうのは、私があまりカイルに興味がないからなのか!

悪魔狩り終了の合図の雷鳴を聞き、アーシェはカイルと共に魔界へと通じる門を目指します。そして、向こうの世界で結婚するそうです。
しかし、門にたどり着く前にレニ&セイジュが邪魔を!
この双子がこんなに仲良くしているのを初めて見たよ!!カイルという共通の敵がいるからなのか。やっぱり二人もアーシェのことが好きなのね。
カイルの体はレニ達の力で魔物の国に強制送還させられることに。

 

Dエンド
土壇場でアーシェが力を取り戻し、カイルを救い出しました。そして、魔王になってカイルと結婚してお城で暮らしています。
なんだか、今まで見てきたEDの中で一番これがラブラブな気がしますよ。(^_^;)
ロリ系のアーシェが女王様って、なんだか似合わない気がするんだけどなぁ。

Eエンド
・・・訳が分かりません。アーシェが魔王になるところまではDエンドと一緒なんですが、カイルはいなくなったらしい。
姫様の役に立たなかったからって。何のためにアーシェが頑張ったと思っているんだー、カイルのアホー。

Fエンド
姫君誘拐の容疑でカイルがアーシェの目の前で殺されて終わり。
い、いつの間に門番なんて設定が出来ていたんだ。

 

 

天宮瀬名

 

ナルトに雰囲気が似ていて好印象。人懐っこくて、いつもニコニコしていて、主人公好き好きオーラが出ているのが分かりやすい。
カイルも同じような感じですが、彼は駄目だったんですよね・・・・。主人公もカイルも天然系だから、アホっぽいカップルすぎてついていけなかったのか・・・。
教会で結婚式ごっこをしてチューしたり、ひたすら可愛いですvv
双子のどちらかに手紙で呼び出されたアーシェが屋上に行くと、天使に襲われましたよ。
危ないところでレニに助けられましたが、その場には瀬名も居合わせていました。でも、レニが空を飛んで天使を殺したのを見ても、瀬名は動じません。
実は瀬名の正体は天使、双子が悪魔であることを知っていたし、双子も彼が天使であることを知っていたそうです。
主人公が悪魔だから天使も出てくるはず。だとしたら、髪の色とか名前に「天」がついているから彼かなーと最初に思ったんですが、大当たり。
しかし、ここからの展開がいささか強引なような。瀬名が自分の家にアーシェを連れて行くと言い出しました。
まさか天使が悪魔を匿っているとは思わないだろうから、安全とのこと。灯台下暗しってやつですね。
レニもセージュも納得していましたが、いいのかそれでーーーーー!!!今までアーシェから他の男を遠ざけていたのは、一体何だったんだ、おい!
まあ、そうしないとゲーム進みませんが。(^_^;)
ゲーム全体が暗いので、無邪気な瀬名がいると明るくなって良かったです。
一緒にジュースを飲んだり、ピザをとって食べたり、お姫様育ちのアーシェも初めてのことで楽しそう。

 

EDごとの感想。

愛憎ルート

一人暮らしの瀬名の家は狭くて、ベッドはアーシェが使い、瀬名は床に毛布で寝ています。
夜はアーシェが昔話を瀬名に聞かせたりしていますよ。ほのぼのだーー。でも、チューはするんですね。
そのうちアーシェが瀬名に体を許すんですが、突然レニが瀬名の家に押しかけてきましたよ。
どうやら前に天使に襲われたとき、屋上にアーシェを呼び出す手紙を書いたのは瀬名だったらしい。
アーシェを助けて信用を得て、彼女を手に入れるために。
カイルが弁当の包みに入っていた手紙に気づいて分かったそうですが、それならもっと早く迎えに来てよ、レニー。弁当箱、どれだけ放置してあったんだ。
アーシェを連れ戻すため、問答無用で瀬名に蹴りを入れるレニがいいなぁ。いいなぁ。
でも、時すでに遅し。瀬名はアーシェと一心同体になっていました。どうやら彼の母親が巫女で、その能力が瀬名にも遺伝しているらしい。
寝た相手と体が同化するそうですよ。瀬名が傷つくと、同様にアーシェにも痛みが走る。さらには二人は長い間離れていると死ぬらしい。これでは下手に手出しできません。
さらには、触媒としてアーシェの力を強めることもできるそうです。
天使の瀬名は魔界に行けないし、悪魔のアーシェは天界には行けない。二人はこのまま人間界で生活するんでしょうか。
とりあえずレニは不満げに出て行きましたが、何も知らなかったアーシェはショックです。瀬名に優しくされるとそのまま流されちゃうところが、アーシェらしいが・・・・。
一人でも寂しくないよーと笑って言う瀬名ですが、そんなことを言う瀬名のことを、アーシェは寂しく思ってしまうんですよね。な、なんだか分かるような。

ああ、途中からカイルも同居することに。部屋が狭いからという理由で、猫の姿に戻らされましたけど。やっぱりカイルはこっちの姿の方が好きだな。
カイルをからかう瀬名と、突っかかるカイル、楽しそうに見えるのは私だけなんだろうか。
下級天使の瀬名は、アーシェのおかげで力が上がってきているらしい。
・・・・なんだか、急に不安になりましたよ。これでもうバカにされなくなるとか言っていましたし。
もしかして、アーシェのことが好きだからではなく、魔王の娘としての力が欲しくて近づいたのかーーー。と思ったら、本当にそうだった。
でも、もっと遅くに発覚するのかと思ったら、アーシェが教会に行ったことで案外あっさりと秘密がばれました。・・・・もしかして、瀬名の父親って神!??
利用するために近づいたのは本当だけど、アーシェを好きなのも本当。瀬名はすっかり開き直るし、どうすればいいのさ。
確かに、彼の言うとおり、悪魔の姫と下級天使の瀬名が一緒にいるためには、こうするしかなかったのかも・・・・。
ああーー、私まで瀬名に騙されていますよーーー。可愛すぎるのがいけないのよ、瀬名。

結局瀬名を許したアーシェですが、その夜、カイルが魔法の短剣を持ってこっそり家の中に入ってきました。
レニと一緒に調べたそうですが、どうやらそれで瀬名の心臓を一突きすれば、天使の力を取り込めてアーシェは自由になれるらしい。
レニーーー、ちゃんとアーシェのために動いていたのねー。好きだぞー。人魚姫みたいな展開だな。
でも、瀬名に気づかれてしまいました。それは、こんな狭い部屋で話していたらねぇ。
笑顔で猫カイルを何度も蹴る瀬名がめちゃくちゃ怖かったですーーーーーーーーー!!!愛憎ルートのセイジュ以上ですよ、これは。ひーーーーーーーー。
アーシェのために、瀬名の攻撃に耐えるカイルが健気な・・・・・。(涙)カイルルート以外のカイルは好きだ。
まさかセイジュ以上にイッちゃってるキャラがいるとは思わなかった。驚きました。
えらい方法で天界の人に二人の関係を認めさせ、結局幸せにやってるようですよ。お、オルガン。
どうやら虐げられてそだったようだし、瀬名ってばやっぱりナルトだなぁ。ああ、原作ではなく創作世界のスレナルの方。
全体的に、瀬名はただアーシェを利用したかったのか、アーシェを本当に好きだったのか、曖昧なのでこっちも微妙な気持ちでした。

 

Aエンド
天界に帰った瀬名は順調に出世しているようです。アーシェはどこかに閉じ込められているそうですが・・・。また監禁系EDかーー。
いつか天界の支配者になったら、アーシェを妻にしてくれるそうです。夢がでっかいなぁ。火影を目指すナルトと重なるよ。
しかし、瀬名は超キスが上手ですよね。アーシェに魔界を捨てさせるくらいなんだから。どんな感じなんだろう・・・。

Bエンド
あの短剣、逆に悪魔の力だって吸い取れるんじゃないかなぁと思ったら案の定・・・・。アーシェが刺されて終わりです。
なんとなく、瀬名らしいなぁと思ったり。

Cエンド
瀬名が羽を見せるシーンが衝撃的でした。予想外だったので、本当にやられた。
今まで彼がどんな思いで笑っていたのかとか、いろいろ考えさせられた・・・・。
しかし、その後のエピソードも度肝を抜かれました。短剣で瀬名を刺すことに成功、アーシェは魔王に匹敵する力を手に入れたようです。
そして、瀬名の同化の能力をも受け継いだらしい。天使喰いと呼ばれ、天使と同化して力を高めているアーシェ、恐ろしい・・・。

 

 

純愛ルート

ラブラブに同居生活を始めたんですが・・・。
ええー、あ、愛憎ルートより手が早いんですけど!!初っ端から目隠しプレイ!観客有り!濃いーーー!!!
教会に行ったら傷ついた鳩がいて、このまま死ぬのを待つだけだし、可哀相だから殺すなんてあっさり笑顔で言ってのけるし。やっぱり瀬名怖いー。最恐ー。
どんな風に今まで育てられたんだ、あんたは。
瀬名がセイジュより怖く見えるのは、その生い立ちのせいですかね。あちらは城に出いる出来る身分のお坊ちゃん育ちのようだし。
しかし、愛憎ルートではキスが瀬名の必殺技(?)だったのに、今回はしてこないらしい。・・・・何ゆえ。
教会では瀬名の母親のこととか、生い立ちが聞けます。お母さん修道女だったのね。さらに、人間なのに天使の子を産んだから死んでしまった。
父親、神かと思ったら誰だか分からないのか。
瀬名のことが大事と言うアーシェを信じられなくなったり、それだけで彼が辛い人生を歩んできたのが分かる気がします。
・・・・瀬名、アーシェのこと、試しているんですかね。どれだけ嫌がることしたら、離れていくか。それでもそばにいてくれるか。
無邪気に笑ったり、辛らつな言葉を言ったり、ころころ変るとこっちも混乱するんですが。

しかし、ある日瀬名の仕打ちにアーシェが耐えられなくなって家を飛び出しましたよ。そして、双子の家に。カイルとセイジュが優しく迎え入れてくれました。
うおーー、セイジュがいい人だ!!このルートではレニではなくセイジュが助けてくれるのか。これもいいな。
瀬名を殴ると息巻くカイルに対しての、「猫ちゃんの猫パンチなんて何の役にも立たないよ」というセイジュの言葉に笑った。猫パンチ・・・。
レニが渋い顔をしているのは、アーシェが瀬名を本当は愛してるのに気づいているから?
セイジュは屋上に呼び出す手紙を書いたのが瀬名だったこと、瀬名の触媒の能力について、アーシェを逃した瀬名に罰が下ることを話してくれました。アーシェ、ガーンとなります。
傷ついたアーシェを慰めて彼女を手に入れようなんて、セイジュらしい。しかし、アーシェの心がすでに瀬名のものだってことには気づかなかったか。
ボロ雑巾のようになった君を魔王になって囲うのもいいかって、あんたどんな口説き文句だよ!!(^_^;)
歪んでるなぁ、セイジュ。でも、こういう言い方しか出来ないんですよね。他のことは器用にこなすのに、恋に関しては不器用な彼がなんだか前より好きになってきました。

瀬名のことが心配で、そして瀬名を信じて、アーシェは彼の家に戻っていきました。
瀬名の特殊能力は相手の能力を高め、同化し、逆に相手の力を奪うこと。母親は交わることでその力を使ったみたいですが、瀬名はキスで同じことが出来るらしい。
あー、愛憎ルートで瀬名のキスにアーシェがすぐメロメロになったのは、こうした意味があったからなんですね。
瀬名はどう見てもアーシェが初めての相手じゃないし、誰かを抱くたびに同化していたら大変だと思ったんですが、キスの方だったとは。
自分は明日にも処罰されるからアーシェに逃げるよう言ってきました。
でも、アーシェは瀬名と不幸になることを選びます。瀬名がいなくて幸せになるよりは、そっちの方がいいと。

 

Dエンド
天使との決戦で倒れた二人を救ったのは、マリア様でした。
アーシェは全ての記憶を失い、重傷を負った瀬名と共に教会で生活しているそうです。瀬名も記憶喪失かと思ったら、そうじゃないんですね。天使だからか。
「幸せに」と告げに来たカイルが切ないなぁ。いろいろありましたが、幸せそうで良かったです。

Eエンド
天使との戦いに敗れ、アーシェはやはり記憶喪失。そして、瀬名は死んだそうです。

Fエンド
苺を食べさせてくれるエピソードは可愛かったなぁ。
そして、アーシェは瀬名のところへ戻ることなく魔界に帰り、魔王となったセイジュの后になりました。
これだけならともかく、処刑された瀬名の羽を持ち帰ってわざわざアーシェに渡すあたり、さすがセイジュ、極悪非道!!!
セイジュが倒れたアーシェに愛の言葉を囁くあたり、レニの純愛ルートのEエンドのようだと思いました。

 

 

(途中評価 その3)

瀬名の悲惨な生い立ちがインパクト有りすぎて、他のエピソードが全部吹っ飛んでしまった気がしますよ・・・・。
このゲームで唯一明るいルートかと思ったら、逆に一番落ち込んだ。
彼が天使ではないかと予想していましたが、まさかここまでやるせない人生だったとは。(涙)
「辛い」と思う感覚すら麻痺して、笑顔でいることしか出来ない瀬名が痛々しいです。
誰か、誰かいなかったんですか。幼い頃の彼を守ってくれる人が。せめて、心の支えとなる人が。
もうこの子は何が何でも幸せにならないといかんでしょう!
個人的に、アーシェを愛しているのか利用しているのか微妙な愛憎ルートよりも、最期までアーシェを守ろうとしていた純愛ルートを支持しますよ。
大切ものがごっそりと心から抜け落ちている印象ですが、アーシェといることで瀬名がそれらを取り戻せたらいいなぁと思います。
人型のカイルはやはりどうにも受け入れがたい。二人とも、脳天気にラブラブしすぎて。
片方がのんきな性質だったら、男女のうちどちらかはしっかりとした考えをもっていて欲しい。
大体、使い魔って何のためにいるんでしょうかね。魔力も弱いようですし、変身能力以外に特殊技能がないようだし。はて。
本当にただの召使いって感じなんでしょうか。何か使い魔としての特別な力があるのかと思っていました。

セイジュは扱いにくい人という印象だったんですが、他のキャラを攻略したら段々と好きになってきました。
瀬名の
Fエンドではアーシェを「ボロ雑巾」などと言いながら、ちゃんと魔王になってアーシェを王妃にすえているし。
私もてっきり愛人の一人にされるのかと思った。
アーシェをいじめているだけで、本当は愛しているんでしょうね。・・・・・・分かりにくい!!
素直になれよ、セイジュ!それだけ過去にレニを選んだアーシェを憎んでいたってことか。
アーシェじゃないけど、一度しっかり抱きしめてあげたくなりますね。もう一度セイジュルートを攻略したら、前と違う感想になりそうだ。
しかし4人攻略してきて、最愛はやっぱりレニv
外見や声優さんの影響もあるでしょうが、ずっとずっとアーシェを見守っている印象があるし、昔恋人同士だったってのはポイント高い。
双子は魔界にいた頃に仲違いしていましたが、人間界では普通に一緒に暮らしていたのが不思議なんですけど。仲がいいのか、悪いのか。
どちらにせよ、自覚がないままお互いの存在を必要としているような気がしますよ。
3人でラブラブに魔界で暮らす
EDってないんだろうか。カイルのCエンドか??イラストが入れば完璧でしたが。

ふと考えましたが、天使とか悪魔とか魔物とか関係なく、普通に人間の恋人を作ってしまうのもドラマチックだったんじゃないでしょうか。
寿命や種族の違いがあるし。
人間とラブラブになっても、所詮すぐ死んじゃうしーと思いながら、その時を待つレニやセイジュとか。いいな。

 

戻る