『秘密の部屋』感想
「ハリー・ポッターと秘密の部屋」
2002年 アメリカ 監督:クリス・コロンバス 出演:ダニエル・ラドクリフ ルパート・グリント エマ・ワトソン
感想。
冒頭はアルバムを見るハリー。・・・・やっぱり駄目だ。
幸せそうなのはいいとして、ジェームズとリリーが赤子の生まれた若夫婦に見えない。(泣)
生きていればあれくらいの年齢かもしれなけれど、早くに亡くなったのだからもっと若い役者さんを使って欲しかった。
ジェームズ、あれがハリーの未来の姿なのか・・・。
仲良し三人組の写真は文句なくラブリーvです。しかし、今回の映画はいろいろと笑わせて頂きましたわー。
まず、妖精のドビー。ダーズリー家でドビーが大暴れ(?)する場面はえらい可笑しかったです。やるなぁ。
使われる身分でありながら、ハリーよりも魔法が使えるあたり、やっぱり妖精なのね。ドビーは動きや表情がリアルで凄かったです。
あと、ダーズリーのおじさんが窓から落ちる場面とかも笑った。ロンの家はイメージと全然違いました。の、農家?私、イギリス風のお屋敷を想像してましたよ。(笑)
でも、あの家族がどこにいるか分かる時計みたいな機械とか、家の中の小道具が面白かった。
ふらふら階段を下りてきたジニーが、ハリーの顔を見るなり二階に駆け上がっちゃうところが可愛かったですな。
私だって、寝起きでパジャマ姿のとき、朝食の席に憧れの人が座っていたら、ガーンって感じですよ。そして、ハリーは学用品を揃えるためにウィーズリー一家と買い物へ。
あの移動手段って、毎回あんなに灰をかぶるものなのでしょうか。速く移動できても、あれは困るなぁ。それともハリーが言い間違えたから?
ハリーは横町で迷ってしまいましたが、ロン達っては捜さずに先に店に来てるよ。(笑)
ハリーを見付けたハーマイオニーが駆け寄るところとかは、もう、天使!??って感じでした。ああ、ラブリーvというか、ハリーとハーマイオニー、二人揃ってラブリーーvv
ロックハート先生は、何て言うか、馬鹿ですねぇ。秘密の部屋での行動といい、あんなに悪役だったっけ。
おばさん達はともかく、ハーマイオニー達女生徒が惚れるような先生には見えない。もうちょっと若い先生を想像してました。
いい味だしていたけれど、やはりスネイプ先生の方が好きだわ。決闘クラブでは格好良かったですねぇ。ああ、ハリーもね。
蛇語を話すハリーには字幕を付けて欲しかった。あれでは蛇をけしかけているようにしか見えないわ。(ハーマイオニー談)空飛ぶ車で汽車を追いかける場面は臨場感に溢れていましたね。木に突っ込んでしまうところとか。
ジェットコースターのようで、楽しそうだった。クィディッチの場面も同様。スピード感あって良いですね。
しかし、木に襲われるあたりは本当に怖かった!!死ぬって!柳、暴れすぎ。ポリジュース薬、めちゃくちゃ不味そうでしたね。
あれを作っていたトイレなんですが・・・・あれ、トイレですよね!
綺麗な内装。あそこならトイレでも住んでいいよ、という感じ。
というか、トイレに座り込むハーマイオニーとハリーの姿に驚愕したのですが、他の人はそうでないのかしら??
いくら使っていないとはいえ、トイレの床に座ってるんですよ、直接!!私、駄目だ。女の子のあぐらもどうかと思うが、ラブリーなので許す。(笑)
この場面、3人揃ってるし、何気に好きなシーン。
腕まくりしてるロンも可愛いが、ハリーとハーマイオニーは座ってるから同じ目線なんですよ〜vvエヘヘ。(小さな喜び)
猫化ハーマイオニーは予想とかなり違った。ミュージカルの『CATS』と彷彿とさせる・・・・。
アラゴクの場面は文句なしに怖かった。
ロンじゃないけど、ハグリットの馬鹿馬鹿!!って感じ。あんな危ない場所に導くなんて、ひどいわ。
しかし、アラゴクと会話しているときに、怯えた表情のロンがしきりにハリーの名前を呼ぶ場面は笑いました。ハリー達の危機を救ったあの車、格好良いですねー。
颯爽と現れ、危険が去ったらいなくなる。潔い。桃太郎侍のようだ。
というか、何であれは唐突に現れたの??こういう意味不明な場面がこの映画多いな。
車の窓を突き破った蜘蛛にロンが捕まったところなんて、ホラー映画並の迫力でした。小さい子は泣くぞ。
バジリスクとの戦闘場面。
『賢者の石』の時ほどじゃないのですが、やっぱりご都合な展開ですよねぇ。
唐突に登場する不死鳥と、剣。何ですか、あの剣は。グリフィンドールの生徒にだけ使えるそうですが、そんな、何の伏線もなく登場した剣で闘って勝つだなんて!聞いてないよ。
でも、ハリーが格好良かったので許す。(笑)
展開に納得は出来なくても、ハリーの勇気と機転には目を見張るものがありました。あんな大蛇に向かっていくなんて、私、無理。
絶体絶命の状況で敵の本体である日記に目を付けるあたりなんざ、肝が据わってますぜ、旦那。(?)
ドビーを自由にしたあたりも、ハリー、頭いいなぁと思った。
しかし、あそこまで命の危険にさらされながら、ドビーを思いやるハリーは偉いですね。ラスト、石化していたハーマイオニーの復活!バンザイ!!
嬉しそうなハリーと、駆け寄って抱きつくハーマイオニー。ハリーってば、照れもせずギュッて抱きしめてるし!普段もこんな感じでやってるのね!!
全ては私の願望が見せた幻のような・・・・。(幸せ)
ハーマイオニーが満面の笑みでハリーめがけてダッシュしたとき、私の目にはもうスロー入って見えましたから。
あんな、公衆の面前で抱き合っちゃってー、ラブラブだなぁvvと思ったのも束の間、ロンにも抱きつこうとしたものの、躊躇したハーマイオニーと、曖昧な表情のロン。で、握手。
な、何、何なの、この思わせぶりな場面は!!!明らかに、思春期特有の愛情表現!
ま、負けたーーーー。(?)
甲子園の土を持って帰りたい感じでした。クッ、3作目はロンハーでいくぞっていう伏線なのね。(涙)
しかし、原作だとロンがハーマイオニーを気にしてるのが分かるのですが、唐突に感じました。負け惜しみじゃないわよ。
私はしこしことハーハリ(ハリハー)駄文を書いて補完計画を進めたいと思います・・・・。リベンジ。
ハリハーな場面もしっかりあったし。めげませんわ。
何だかんだいって、ハリーの窮地を救うのはハーマイオニーですよ。壊れた眼鏡を直したことから始まって、ポリジュース液を作ったり、蛇の正体を調べたり。授業中に暴れた妖精を静めたりもしてたな。大活躍。
「君の力が必要なんだ」の台詞と共に、ハリーがハーマイオニー(石化済み)の手を握る場面はお気に入りvv感想の締めとして、秘密の部屋からの脱出のために飛んでる4人、ジニーがしっかりとハリーの体に掴まっていて、いいなぁと思いました。(笑)
というのは冗談としても、やはり細切れの映画という印象はぬぐえない。本を読んでいる人は十分楽しめますけどね。
3作目はいよいよチョウちゃんが見れるのねーーv楽しみ楽しみ。美少女美少女。全く関係ないが、この映画を観た従姉のめぐみちゃんが、ルパートくんを「とし君(従兄)に似てる」と主張して驚いた。
そう思っていたのは私だけじゃなかったのね!