な行
2004年 日本 原作:岸本斉史 監督:伊達勇登 出演(声):竹内順子、杉山紀彰、中村千絵、井上和彦
簡単なあらすじ。
木ノ葉隠れの里の忍び、うずまきナルトは忍者学校を卒業したばかりの下忍。
一人前の忍者になるため、上忍はたけカカシのもとで、うちはサスケ、春野サクラと共に任務に励んでいる。
今回彼らが請け負ったのは、女優の富士風雪絵を守るというAランク任務。
ナルト達は映画の撮影のため雪絵と共に雪の国に向かうが、そこには恐るべき陰謀が待ち受けていた。
以下、大いにネタバレ有り。注意。
同時上映の「木ノ葉の里の大うん動会」が先だったんですね。知らなかったのでちょっと驚いた。
そして、始まってすぐに、「何故、大運動会ではなく、大うん動会なのか?」という山口さんの疑問の答えが分かりました。(笑)
いや、今思うと、これが最初で良かったですね。長編のあとがこれだったら、余韻もへったくれも消え去ります。
それくらい、面白かったです。いやー、笑った、笑った。
ナルトの気持ち、よく分かるよ。私、山で腹を壊しまして、トイレが並んでいて「死ぬ」と思ったことがあるし。腹痛って、波があるしね。
誰でも共感できるネタではなかったでしょうか。私はずっとナルトを目で追いかけていたもので、よく分からないのですが、トイレの列にいろいろゲストキャラが混じっていたようで。
イタチ兄と鬼鮫さんしか覚えていないよ。ナルトを誘拐するなら、ちょうど良いチャンスだったのに。というか、真面目にトイレ並ぶんだな。悪なら横入りしないと。
全体的に、あのサスケが真顔で運動会なんかに参加しているだけでおかしかったです。
あれは、何のためのものなんだろうか。下忍達の運動能力を見るための催し??しかし、種目はわりと普通でしたよね。もっと忍術を駆使した種目かと思っていた。
男子トイレが清掃中なら、女子に変化してそっちのトイレを使えばいいと、誰もが思ったことだろう。
・・・・誰に?サクラちゃんでいいと思ったが、山口さんに駄目出しされた。そうか。脱ぐからな。いや、別にそんなのはどうでもいいですが。
ヒナタちゃんは何が言いたかったのか。「頑張れ」ってことだけ?
私、トイレ行きたいときにあんなゆっくり話されたら、絶対に途中で怒り狂ってます。ちゃんと待ってるナルト、優しいなぁ。(涙)あのときのヒナタちゃんは可愛かったけどね。あの、仮設のトイレを倒していたのは、かなり迷惑行為なのでは。練習じゃないですよ、いの。
それより、シノくんは根性悪ですねぇ。あんだけ扉を叩いていれば、ナルトが切羽詰った状況だってのは分かるのに。(涙)わ、わざと?
影分身のトイレの鍵の件は、芸が細かいと思いました。あああ、ナルチョ、可哀想、可哀想。
サスケ、あんたがナルトにとどめをさしておいて、「早く走れ、ウスラトンカチ!」は、ないよなぁ。サスケらしいというか。
最後のお花畑のナルトは、非常に抽象的で良かったです。
ナルト、幸せに、ようやく幸せになれたんだね・・・・・っていうか、ナルトのそういう姿を見ても、ヒナタちゃんは彼のこと好きなんでしょうね。健気な。
同時上映の作品だけでこんだけ語ってしまったよ。アホですか、私。
本編の感想を書く前に言わせて欲しい。
ナルトが可愛かった!!!!
思わず文字がピンク色に。フォント、これが最大ですか?足りない、私の気持ちに全然足りないってばよ!
すみません。今回、感想はナルト寄りです。ナルトです、ナルト。可愛いという文字が数多く出ます。まともな感想ではありません。それをご了承の上でお読み下さい。
冒頭は風雲姫の映画に夢中のナルト。ラブリーーーーv
それでもって、突然馬に乗って登場した風雲姫のあとをおっかけます。どこまでも追っかけます。ストーカーのようにおっかけます。しかも、姿が見えていてばればれです。忍者なのに!
かーーわーーいーーいーーーー!!
そこまでして追っかけていた理由が、サインだったことがまた可愛い。
子供達に囲まれた風雲姫がサインをねだられ、「俺もサインー!」と言っているナルトがまた、何とも。
それなのに、風雲姫、あんた、なんてことしやがるんですか!可愛いナルトに痴漢撃退スプレーを吹きかけてあんな状態にしたうえに、色紙を破り捨てて去っていくなんて、色紙、いくらすると思ってるんだ!いや、問題はそんなことではなくて。
人の良いナルトもさすがにぶち切れていました。「怒ったってばよ!」って。ああ、可愛い。しかし、風雲姫こと雪絵さんはいくつなんですかね。(山口さんの指摘)十年前、随分と幼かったけれど、今は普通に酒飲んでいたし。二十歳?
十年前の少年暗部カカシを知っているとは、それだけでうらやましすぎる存在です。くー!!
それなのに、ナルトに守ってやるなんて言われるんですよ。ああああーーー!雪絵さんになりたいーーー!!
生い立ちは不幸ですけれどね。
ああ、お父さん、石ちゃん声があんまり気にならなかったですよ。何故彼が出てるかは分からなかったが。
小さい頃の雪絵さん、可愛かったなぁ。目を瞑ってお花畑を想像しているあたり。いいなぁ。
途中、「ドトウにかなうわけない」と言って雪絵さんが逃げてしまいましたが、なんて危険な!!!つかまったらどうなるか分からないっていうのにねぇ。
そして、怒りながらも雪絵さんをすぐに見つけ出すナルト。いい匂いがするそうです。
彼女の中の孤独を、何か感じ取っていたのかもしれませんね。自分と似たものを。
このあたりの、雪絵さんをおんぶするナルトにまたメロメロです。
彼女、体重軽いのかな?子供が大人を普通におぶっていて驚いたのですけど。見張りの兵士をあっさりとのしていたり、やはりナルトも忍者、身体能力が凄いのだろうか。
突然現れたあの汽車が意味不明でした。
雪絵さん轢いたら、狙いの六角水晶も粉々なのでは??というか、あの汽車の中の武器も何のために?
三太夫さん達が犬死したように見えてしまった。まさか、あんな凄惨な場面があるとは思わず驚いた。サスケくん達、もっと早く到着してよ。(涙)
このあたり、汽車が出てくるし飛行船も出てくるし、でも三太夫さん達は戦国時代みたいな鎧着てるし、何時代だか全く分からなくて混乱しました。そして、飛行船内で捕縛されてしまったナルト。影分身を捕まえるのに苦労したそうですが、全員に縄がかかっているあたり、細かいですね。
ああ、ナルトがなんて可哀想なことに・・・。(涙)子供になんてことするんだ。
あんな状態で地下牢に捕らわれ、それでもナルトは諦めない。手かせを外すための道具を下に落とし、雪絵さんに「ほらね・・・」などと言われても諦めない。
諦めたらそこで終わり。前に進むことはできない。他の誰よりナルトが一番分かっていることです。
そして、本当に手かせを外すことに成功したナルトに、雪絵さんの心にも変化が・・・。最後、六角水晶を持ったトドウがさらった雪絵さんと共に宝のある場所に向かいますが、あれ、水晶だけではいけないんですかね?何故雪絵さんも一緒に??
山口さんの弁によると、「もてそうにないから、嫁にしようと思ったんだよ」とのこと。そうか・・・・。
雪絵さんを助けようとして、あんな高いところから落下したナルト。
普通ならば、死んでいますよ。でも、傷だらけになっても、まだナルトは諦めないんだなぁ。(涙)
しかし、ここでの映画監督は格好よかったですね。「乗れ!」ですよ。あんた、何故そんなところに。(笑)だけど、彼のおかげでドトウに追いつくナルト。監督、やったね!何だかんだでドトウを螺旋丸でやっつけ、雪の国にやってくる春。
・・・・ナルト、不憫な。
サクラちゃん、肝心のトドウを倒したナルトよりも、サスケに駆け寄っていますよ。というか、膝枕??ああ、ナルト、報われない。
信じてくれればもっと強くなれるってあたりは、『ルパン三世』を思い出した。(ルパンとクラリスの会話)
EDあとのエピソードは、何だか微笑ましかったです。
何故サスケがあの写真を持っていたんだ?雪絵さんに頼まれたのか?それとも、サスケが撮った写真なのか??
それにしても、雪絵さん、最後までうらやましいーー!ナルトにチューですかーー!!
雪絵さんの持つイチャパラに動揺するカカシ先生がおかしかったですねぇ。(笑)手が震えてるってばよ。雪絵さんはイチャパラ映画には出られませんよね。(18禁・・・)
雪絵さんが見た幻の父と三太夫さんに、ちょっとほろりとしました。即位式、中国みたいでしたね。建物とか。
あんなに生き残りがいたのか。昔のお城は、あれとは全然違う作りでしたよね。
ナルト語りはこれくらいにして、他のキャラでも。
カカシ先生、暗部時代が出てくるっていうから期待していたのに、あれだけですか!!!
「頭を隠してください」って感じでワンワン犬ぞり部隊で逃げております。ちょっと、何故一人で姫と共に逃げなければならなかったのかとか、やらないんですかー!!(ギャオー!!)
挙句の果てには、「鎧に頼りすぎた」とか言って体術であっさりと敵を倒しているし。そんな・・・・。
最初に雪の国に来たときの忍術合戦はなかなか頑張っていましたけどね。敵がわりとしょぼかったような。
今回、ナルトとカカシ先生は単独行動が多くて、サスケとサクラは一緒にいる場面が多かったですね。
追われる風雲姫を助けるためや、雪の国の忍びを倒すための、連係プレー。そこに愛はあるのかい?
そういえば、風雲姫に変化したりとサクラは奮闘していましたが、サクラが凄い顔になったあとで画面が変わったあのとき、どんなことが行われていたのかが気になります。雪の国に来た当初の戦闘では、ナルト達の活躍と対照的にサクラはみんなに「逃げてー!」と言っているだけでしたが、ちゃんと身を挺して雪絵さんを守っているのよね。(涙)
腕に包帯巻いているし、心配したよ。
ナルトと違ってサスケの戦いは安心して見ていられる気がする。何故だろう。天才だから?いろいろと応用利かせているから、面白いし。
サスケとサクラが二人で雪の国を倒しているあたりも楽しかったですよ。「サクラ、まだか!?」って。ちゃんと声をかけてるよ。凄いよ。
サクラもね、チャクラがナルトやサスケほどなくても、頑張ってるよね。雑魚キャラが相手なら、なかなか活躍できると知りました。
本編の敵は、強すぎるんだよ。サクラじゃ無理っす。
何だかんだでサスサク的には満足な作品だったんじゃないでしょうか。サスケくんも千鳥でナルトの後押ししてるしね。サスナル的にもOKか。すっかり忘れていましたが、ミッチーとキンちゃんは後半全く登場しなかったですね。ヒデローは船上で死ぬシーンを撮っていましたが。
サスケが隣りにいるのに、ミッチーに目がハートになっているサクラちゃんが可愛かったです。(笑)さて、サスケの心情は?
「サクラちゃん、男の趣味悪いってばよ」のナルトに激しく同意。
サクラちゃんーーー、早くナルチョの魅力に気づいてよーーーーーーーー。
今回の映画を見てはっきりしましたよ。ナルトは将来、絶対に、女の子にもてます!ほうっておかないです、あれは。
可愛いのに、可愛いのに、土壇場ではとんでもなく格好よくなってしまうのですよ。
どこまでもまっすぐで前向きだし、優しいし、顔だって悪くない。他に何を望めとーーーー。サスケみたいのがいつもそばにいるから、かすんじゃうのかね。
そういえば、旅先でもちゃんとナイトキャップをかぶっていたナルトがラブリーvでした。メロメロ。
本編の全体的感想として、NARUTO本編でも、波の国と中忍選抜試験の間に、こういうエピソードを入れて欲しかったなぁと。
現在、サスケを追いかけて何ヶ月経過しているんだ。(涙)7班ファンとしては、残念でならない。
千鳥や螺旋丸を使っていて、時期はいつなのかとかいろいろありますが、気にしない気にしない。
今回の映画は、大人も見て元気づけられる内容だと思いました。本当。諦めないで頑張ろうと思いましたよ。
劇場限定のガチャガチャ、池袋にはもうなかったです。(涙)やりたかったー。目線が上のナルトと、ハート型のサクラが欲しかった。うう。でも、私、運が悪いからドトウが連続して出てきていた気もするよ。
子供向けアニメとしては、満足な出来の話でした。ナルト、可愛いし。ナルト、可愛いし。NARUTOファンならば、是非ご覧あれ。
2005年 日本 原作:岸本斉史 監督:川崎博嗣 出演(声):竹内順子、河合我聞、中村千絵、森久保祥太郎、石田彰、加瀬康之
(注意)
以下、大いにネタバレ有り。
これから見る予定で、あらすじを知りたくない方は読まないように。
冒頭から、風の国が謎の一団に襲われ、駆けつけたカンクロウと我愛羅くんが応戦するという、激闘です。
迫力ありますねーー。
同じ頃、主人公のナルトは大好きな仲間のサクラちゃんやシカマルと共に、森で迷子のフェレットを追いかけております。持ち主のところに返すのが任務内容。
「大好きな仲間のサクラちゃん」のあたりはパンフレットに本当に書かれていたんですよ。ナルサク、ナルサクvv
しかしこの任務、何故リーダーがカカシ先生ではなくシカマル??
シカマルがリーダーでもいいですが、それなら10班が引き受ければいいじゃないですか。何でナルトとサクラ??
いえ、それを言ったら物語が進まないんだけれど・・・・。気になったもので。
ナルトがはしゃいで橋から落ちたり、サクラに怒鳴られ殴られたり、このあたりのナルサクは個人的にうれし(略)。
フェレットのネルグイちゃんはキャラバンの人達にしか懐かないはずなんですが、わりとサクラちゃんにもいい感じでしたよね。やはりサクラちゃんの可愛さはフェレットにも通用し(略)。無事ネルグイちゃんを捕まえ、依頼人に届けようとしたナルト達の前に、妙な連中が襲い掛かる。
ああ、とっさにサクラちゃんをかばうナルチョが、サクラちゃんの声に反応して動揺しちゃうナルチョが、ナルサク好きーとして個人的にうれし(略)。
このあたり、サクラちゃんもいい動きをしていて、ファンとして楽しい。シカマルも頭使って戦っていましたね。
そして、騎士の少年と戦ううちに崖に転落するナルト。
サクラちゃんの悲痛の叫びが・・・。ナルトの行方より、サクラと手を繋いで逃げるシカマルの方が気になりました。羨ましい。
額の剃りこみの激しい金髪の騎士の少年、テムジンと共にキャラバンに助けられるナルト。ネルグイちゃんは彼らのペットだった様子。
しつこくテムジンにからむナルチョがラブリーでしたねぇ。とくに、あのダチョウみたいな鳥に乗ってうろうろしているあたり。か、か、可愛いよ、ナルト・・・・。
テムジンもナルトを気に入ったようで、一緒に来いなんてプロポーズをしちゃって。でも駄目、駄目よ。
可愛いナルチョは木ノ葉の財産なんですから。四代目似の火影になるんですから。
そしてテムジンにくっついて移動要塞を訪れ、彼らのボスのハイドとかいう怪しい宗教の教祖の人にも勧誘されますが、ナルトはあっさり断ります。
そうよね。やっぱり、ナルトといえば、火影よね!
しかし宗教の教祖様って大抵どの人もとてつもなく胡散臭い人相なんだけれど、どうしてみんな信じてしまうんだろう・・・・。凄い美人とかなら、まだ分かるような。はて。風の国に異変という情報を移動要塞で聞き、ナルトはテムジンと共に急行する。
そこで怪しい教祖のハイドが子供達の体を使って兵士を作ったり、風の国を襲って住人を殺したりしていることを知り、ナルト激怒。
テムジンは平和のために必要な犠牲だというが、納得できないナルト。
そこで、我愛羅くん&カンクロウが、ハイドの部下であるランケ&カミラと戦ったり・・・・。我愛羅くんは得意の砂攻撃で撃退しますが、カンクロウは幻術(?)に苦戦して逃してしまいます。
でも、このキャラは後々シカマルと協力して倒すので、問題なし。しかし、カンクロウが傀儡を使って敵を殺す場面、かなり怖かった。傀儡の中に閉じ込めて、シャキンッ、シャキンッて刃物が・・・。(恐)
我愛羅くんは敵にまわすと恐ろしく怖いけど、味方になるとこれほど頼りになる人はいないですね。
よく遅刻するってカンクロウが言っていたけど、何でだろう??この兄弟がいて、テマリがいないのも不思議な。
それより、ハイドは何で風の国を襲ったのか?
その後いろいろあって、ゲレルの石とやらが沢山あれば世界から争いがなくなるとのハイドの主張により、場面はゲレルの石の鉱脈へと移る。
あとは、巨大な力を持つゲレルの石を悪のためにハイドに利用されてなるものかと頑張るキャラバンのおじーさんとナルト達、ハイドとその部下達の戦いになります。
サクラちゃん、頑張っていましたねー。敵さんを一人やっつけておりましたよ!
まだ怪力も治癒も幻術も使えず考えながら戦ってる感じでしたが。殴られながらも、よくやった。(涙)
これらの戦いが全て終わったあとに我愛羅くんが合流していました、どこにいっていたんだ!!遅刻が多いって、これのことか。いや、彼がいたらどの敵もすぐ倒せそうだから遠ざけられているのね。
最後は、ハイドのある裏切りを知り、呆然となるテムジン。ナルトの呼びかけにより、復活です。
ハイドに石を取られてもっと弱っちゃうのかと思いきや、普通に走ったりしていて、結構大丈夫だったんですね。
ハイドをやっつけ、それまでの罪を償うため、死地へと向かうテムジン。今回、サスケがちらりと登場しますが、個人的にこの場面が今回の映画で一番秀逸なところでした。
大事な仲間を助けられなかったからこそ、同じことを繰り返したくない。テムジンを助けたい。
ナルトの熱い思いが伝わってきましたよーーーーー!!!ナルトなら、ナルトならやってくれると思っていたよ。文句なしに格好いい!!
「俺は里のみんなを守りたいから、火影になりたい」というナルトの言葉は、それまでどれだけ里の人々に虐げられていたか知っているだけに、グッと来る。
自分を苛めた人達を見返してやりたいからじゃなくて、自分を認めてくれた人達を守りたいから、火影になりたいと彼は言うんですよ。
いいこ、ナルト、本当にいいこーーー!!好きーーー!!!
この映画を見てナルトファンにならな人がいたら嘘ですよ。それぐらい格好よかった。
テムジンも最後に笑うことが出来るようになって、よかったです。
パンフで、ナルト演じる竹内さんが「今回はサクラちゃんとあんまり一緒にいなくて寂しかった」と言っていますよ。ナルサクvv(笑)
そして、パンフを見て初めてテムジンの役が河合我聞だって知りました。ええー、凄く上手かったんですけど。
ちょっと初期の関智一を思い出しましたよ。
エミナ役の黒川智花ばかりTVで宣伝していたように思うのですが、何でだろう??
そういえば彼女、好きなキャラを「ナルト」と言っていましたが、出ていないのに「カカシ先生」とか「サスケ」とか言いにくいですよね。(笑)
大変よく出来た映画でしたが、7班が揃っていないという点で、去年より書くことは少ないのでした。
早くも来年の映画化も決まっているようですが・・・・・ナルトと自来也さんの旅物語とかかな??
サクラちゃんまで出てこないようなら、またしても興味が薄れていく・・・・。7班が、好きなんです。ナルトとサスケとサクラとカカシ先生がいないと、駄目なんです。
「劇場版NARUTO 大興奮!みかづき島のアニマル騒動だってばよ」
2006年 日本 原作:岸本斉史 監督:都留稔幸 出演(声):竹内順子、中村千絵、井上和彦、増川洋一
(注意)
以下、大いにネタバレ有り。
これから見る予定で、あらすじを知りたくない方は読まないように。
タイトル、確かに動物達は活躍したけれど「アニマル騒動」っていうと、動物が発端で事件が起きたようなイメージだなぁ。
そして、みんなの夏バージョンの衣装。
冬は皆が羽織っていたコートが可愛かったですが、今回は常夏の島が舞台なので薄着です。
普段の服に、袖と裾だけをちょん切ったカカシ先生の衣装に笑ったのは私だけではないはず。すね毛が目立たなくて良かった。
ナルチョはイメージカラーのオレンジが基調でそれほど変化なく。うずまきマークのリストバンドが両手にくっついて可愛いです。
サクラちゃんは腹チラです。それしかないです。セクシーです。サスケがいないから、その分お色気部分で頑張ろうとしているのね。
リーくんは緑のジャージのような。横に線が入っているからそう思うのか。
ゲストキャラのツキ親子の衣装は、なんとなく新選組を髣髴とさせる・・・・・。青と白のギザギザ部分だけですが。今回の任務は、諸国漫遊の旅をして母国であるみかづき島に帰る途中の、ミチル王子とその息子ヒカルくんの護衛ですよ。
ミチル王子はかなりのぽっちゃり体系というか、ただの太ったおっさんですね。・・・・・サクラちゃんをナンパしてるーー!!
リーくんも初登場の時にサクラに告白していたし、サクラちゃんって本当に美少女だったんだなぁと思いました。
いや、そんなことより、息子の前で13歳の女の子にデレデレするって、この王子かなりヤバイと思いました。
しかし、後から出てくる奥さんのことはちゃんと愛しているらしいし、金遣いは荒いが性格は悪い人ではなかったらしい。
息子のヒカルくんは小生意気な眼鏡坊主といった印象。現実に周りにいそうです。
旅の途中、欲しいものを手当たり次第に買っていったらしく、王子一行の荷馬車の数が半端じゃない。
非常に目立つせいか盗賊達の格好の的のようで、護衛の任務のナルチョ達は大忙しです。しょせん雑魚のようなのでそれほど苦戦せず蹴散らしていますが。
サクラちゃんのフォローのために駆けつけて戦うカカシ先生のあたりは、初期のアニナルのOP『R★O★C★K★S』を思い出しました。カカサク。
サーカスの公演など見てのんびり進む旅ですが、これにはゲーム以外に興味を示さなかったヒカルくんも大感激。
彼にねだられて、ミチル王子はサーカスごと買い取ってしまいました。太っ腹。
ただの子供だと思っていたけれど、ヒカルくんはここで弓の見事な腕前を披露。これが後々の伏線に。
カンガルーのボクシングシーンで盛り上がってるナルチョとサクラちゃんが可愛かったです。
あとは、サーベルタイガーのチャムに脅されたヒカルくんをかばって転がったナルト、この場面ナルトが格好よかったですよね!!
ヒカルくんも思わず頬を染めております。いいなぁ、ヒカルくん、ナルチョに守ってもらえて。羨ましい!
そんなこんなで、ナルチョのことが気になりだしたのか、「家来になれ」と言い出すヒカルくん。
「何でも欲しいものをやる」ってあたり、プ、プロポーズーーー!!!?そんな、いくらナルトが可愛いからって、駄目ですよ!!彼は木ノ葉の所有なんですから。
しかし、怒ったナルトはヒカルくんをついに殴ってしまいまいました。「馬鹿にするな!」って。うーん、それでこそナルト。
そのあと猛スピードで駆けつけてくるサクラちゃんが怖かった。(笑)体をぐるぐる巻きにされて夕食抜きだし、ナルト、可哀相に。
でもナルトが何か悪いことをしたと思ったら、サクラがすぐに諫めてくれる関係でいて欲しいなぁと思います。ナルトが将来火影になっても。
あと、ヒカルくんと喧嘩しそうになるナルトをカカシ先生が何度も止めていましたが、そのたびに抱えられるナルトがめちゃくちゃ羨ましかったですよ!!(笑)先生ー。その後みかづき島に渡る船に乗り込んだ一行ですが、嵐にあって沈没寸前にです。
ナルトに一喝され、波に攫われそうになる動物達を助けるために奮闘するヒカルくん。チャムを助けて仲良くなりましたよ。
そして、ナルトはヒカルくんに謝罪、ヒカルくんも「本当は友達になりたかった」と告白して、二人は仲直り。感動です。
もうここで映画は終わりかと思うくらい、さわやかでした。(笑)
えらいよ、ヒカルくん。自分の非を認めてきちんと謝ることが出来るんだなぁ。いろいろ見直しました。
会えなくても、忘れずに友達でいることの大切さ。何かあれば絶対に駆けつけてくれる人がいるのは、本当に心の支えになると思います。
そしてたどり着いた島は閑散としていて、それまでと町の様子が違っているそうです。
宮殿に行くと家臣であるシャバダバが謀反を起こしたらしく、王様は殺されたという話でした。愕然とするツキ親子を捕らえようとするシャバダバ。
兵達に囲まれてナルト達も応戦するものの、多勢に無勢。危機一髪のところに戦国自衛隊が颯爽と登場し、カカシ班とツキ親子は逃亡することに成功しました。
そう、まさに戦国自衛隊ですよ、戦国自衛隊!
この人達だけ「え、この映画、NARUTOだっけ!!?」という濃い顔をして画面から浮いている。隊長なんてゴルゴ13か、星飛雄馬のような顔ですよ。巨人の星―!
衣装もツキ親子やナルト達とは違う感じだし。
あの、凄いシリアスな場面なんですが、星飛雄馬、いえ、隊長の顔が出てくるたびに笑ってしまって苦しかった。
彼らの案内で到着した洞窟には死んだと思われていた王様がいらっしゃいましたよ。どうやら戦国自衛隊の方々が今まで守ってくれていたらしい。
しかし、ご老体の王様は半身が石化して弱っております。シャバダバの雇った忍びの術のせいらしいです。
医療術を学び始めたサクラにより石化は解けたものの、体力的に長くはもたず、ご臨終。王様――。(涙)
ヒカルくんが弓を打つのが得意なのは、お爺さんとのエピソードがあったからなんですねぇ。
ナルトが落ち込むヒカルくんを慰めるときの星空がとても綺麗でした。さて、とにかくシャバダバとやり合うには戦国自衛隊の方々を含めても人数が少なすぎる。
一度島の外へと逃げようと計画しますが、もちろん浜辺には敵が張り込んでいますよ。脱出手段が船だけなのだから、当然です。
シャバダバが雇ったイシダテ、コンゴウ、カレンバナの3人と闘うカカシ班の面々。
エリート上忍のカカシ先生がいるというのに、どうにも劣勢です。カレンバナによって五感が狂わされたせいで、動きが鈍くなっているというのが理由。
ナルチョなんて、ボコボコ、ボコボコですよ!!す、砂に上半身埋まってるーーー。な、ナルチョーーー!!
カカシ先生はイシダテに石化されかかるし、リーくんは海の中だし、サクラは倒れているし、ヒカルくんにも魔の手が忍び寄るし、絶体絶命の大ピンチ。た、た、隊長―――――――――――!!!!!( ̄□ ̄|||)
隊長、コレガ隊長(そんな名前だったのか)が、カカシ先生をかばって石化しちゃいました。そして、ボロボロに。おおおおーーーーー!!
隊長ーー。忘れない、私は隊長の頑張りを忘れないよ!(涙)初登場のとき、笑ってごめん!
結果、ヒカルくんの叫び声を聞いたナルトが九尾の妖狐の力を出して、とたんに形勢逆転。敵さんも慌てて逃げ出していきますよ。このナルト、結構九尾の力を自在に操っていて凄い。
でも、ミチル王子が連れ去られてしまいました。
絶望的な状況に落ち込むみんな。隊長が死んでしまって戦国自衛隊も意気消沈です。
諦めるヒカルくんを、再びナルトが叱咤します。そう、ナルトの信念は何があっても諦めないこと。
宮殿に入れず森に隠れていたサーカス団員達とも合流し、打倒シャバダバとミチル王子奪還のために立ち上がります。
そういえば、王様を殺そうとしたり王子達に危害を加えようとしたのは悪いことだけど、シャバダバの意見ってそんなに間違ってるかなぁとは少し思った。
王様が老人や恵まれない人々のために施設を作ろうとしたのはいいことだけど、税率を引き下げて、その分のお金はどこから捻出するのか。
福祉関係はお金がかかるのですよ。具体策無しで「人々のために」と言ってるだけでは、政治は成り立たないような・・・。
そもそも、ミチル王子の教育を間違っていますよ。王様ならばどんな政策を考えるよりもまず、お金を湯水のように使う王子を諫めないと。奥さんの言葉によるとあの性格は昔からのようだし。
まあ、アニメだからそんな具体的なことまでは考えないでいいのか。
関係ないですが、「世の中、金だーー、金が全てだーー」というシャバダバの言葉に頷いていたら、山口さんに「君みたいだね・・・」と言われる。
山口さん、私のことをどう思っているのか・・・・。
ちなみに、パタリロに出てきた以下の台詞に、私とパタリロが似ているとも言っておりました。山口さん、私のことをどう思って・・・。(侍従長)「ご承知の通りハマラヤ王国国王アカサタナ陛下は半年前にご崩御なされました」
(パタリロ)「おぼえてます。あれはつらかった・・・」
(タマネギ)「そうですか?」
(パタリロ)「香典をとられて」
宮殿に押し入って芸を披露するサーカス団員達に混じり、内部に潜入するカカシ班と戦国自衛隊。
カカシ先生はサーカスの一員となって皆の目を引きつけて大活躍ですよ。でもあの衣装に似合ってないですよね。(^_^;)
潜入部隊とカカシ先生との連絡役がサクラなあたり、ほんのりカカサクです。
カカシ先生が術を使う前、がに股になるのは微妙に格好悪いと思うのだが・・・・。どうだろう。
ここで、定番のアレがあります。「ここは私が、あなた達は先に行って」みたいな感じで、リーくんとサクラがそれぞれコンゴウとカレンバナと一対一の対決。
いやー、リーくんの戦いはスピーディーで見応えがありますよね。
サクラちゃんとカレンバナは女の戦いって感じで怖い。カレンバナの匂いを察知したサクラちゃんですが、そんなに嗅覚が鋭いという設定だったのか。よほど匂いのきつい香水だったのか。
カレンバナの攻撃でサクラちゃんの服が破れたとき、うっかりカレンバナを応援しかけたのは私だけ??体に傷を付けないように、服だけ何とか・・・・。
そういえば、最終的にサクラちゃんにのされていましたが、五感を狂わすっていうれいのやつはこの戦いでは使わなかったんでしょうか。ミチル王子は処刑寸前のところを助けられますが、ヒカルくんの弓の使い方とか、想像した通りでしたね。
ここで使わなければ、いつ使うという感じの活躍でした。ミチル王子よく辛抱していたな。
ナルトがボコボコにされる場面はナルトが子供なだけに、見ていて非常に痛々しい。
サクラやリー達も敵にやられて柱とか建物とかドカドカ壊していましたが、彼らの体、丈夫すぎなんじゃ。忍者だから??受け身を取って、衝撃に備えて体を固くする技があるんだろうか。
最期の戦いのあたりはゴチャゴチャしていて可愛いナルトが沢山いたことしかよく覚えていないのですが、隊長に続いて先輩まで石化で死亡したのは驚きました。先輩ーーー!!
戦国自衛隊、頑張ってくれたのに、次々と石化して結構扱い悪い・・・・。(涙)
小さいナルトが不自由な足を引きずりながらもまだ諦めない場面には、ミチル王子でなくとも心揺さぶられることでしょう。
勇気と無謀は違うよ、と思うけれど、ときにはなりふり構わず必死になることも必要なのかもしれない。
ミチル王子も、ヒカルくんも、ナルトも、頑張りました。
戦いが終わって、写輪眼を使いすぎてダウンしたカカシ先生のそばにはサクラちゃんがいましたよ。他にも怪我人多数なんですが、先生のところに駆けつけているあたりがカカサクです。映画のEDはカカシ先生が疲労で入院している間にバカンスを満喫するナルチョ達の楽しい絵でした。
ええ、サクラファンの方には美味しい映像満載でしたね。
ビキニサクラ!!!!グッジョブ、監督!!
二人で海を眺めるナルサク絵も個人的に嬉しかったですよ。ビキニサクラと海で遊ぶために、病院で腕立て伏せをして体力回復に勤しむカカシ先生とかね。
リーくんは縞模様の全身が隠れる水着でしたが、ああいうのどこで売っているのかと、山口さんに聞かれた。お父さんが欲しがっているらしい。(笑)可愛いパピー。
ヒカルくんのお母さんのアマネさんも、ミチル王子が「本当に大切なもの」を見つける日を待っていたと思うので、早く親子三人で暮らせる日が来ればいいなぁと思いました。
そして隊長、先輩、戦国自衛隊のみんなの勇姿を私は忘れない・・・。有り難う!
さて、次のパンフ鑑賞。・・・・表紙の絵のような場面、あっただろうか。いや、ナルトじゃなくて、後ろで荷物持ちをさせられているらしいサクラ達。
ナルトが人物紹介をしているんですがサクラのところが「オレのだ〜い好きなサクラちゃん」となっていて、いつものことながら嬉しい。
いいですよねぇ、ナルサク。ナルトにはずっと一番のサクラ好きーでいて欲しいですよ。(遠い目)
声優さん達の座談会では、リーくん役の増川さんがちょっといじめられているような。一人違う班の奴がまじってるって。(笑)
確かに、リーくんがサクラに一目惚れした設定なんて、忘れられていますよね。
シャバダバの名前が出るたびに「シャバダバシャバダバ〜♪」という曲が頭を過ぎったんですが、井上さんの話によると、実際シャバダバ役の佐々木さんもその曲を歌っていたそうですね。や、やはり。というか、古いネタ。
あと、イシダテという名前に「テツオ」と付けたくなったのは私だけなのか・・・・・。石立鉄男・・・。エースコックのわかめラーメン。うちの母に顔が似てる。
今回の映画は、最期に映画第四弾やるよーという情報はなかったですね。でも、第一部完らしいので、次は第二部設定でやってくれるのかどうか。
個人的に、一番好きなのはずっと第一弾ですよ。サスケもいたし。第二弾は一番最期の展開に驚いたかも。絶対死んだと思いましたから。
第三弾は、カカシ先生が思ったより活躍していて楽しかった。でも、今回の本当の主役はミチル王子だったのかなぁという気もしました。一番成長した。
アニメのオリジナルの話はどうもイマイチな内容が多いですが、映画はいつも楽しくて嬉しいです。今後もこのクオリティーで頑張って頂きたい!
えーと、おまけで映画版ネタバレSS
Mission:Impossible カカサクのつもりが、ナルトの方が目立っている・・・・。
SWEET VACANCES ナルサクのつもりが、湿っぽい・・・。
2007年 日本 原作:岸本斉史 監督:亀垣一 出演(声):竹内順子、中村千絵、増川洋一、遠近孝一
(注意)
以下、大いにネタバレ有り。
これから見る予定で、あらすじを知りたくない方は読まないように。
「ナルト死す」という宣伝文句に、必殺仕事人の「主水死す」というタイトルを思い出したのは私だけだろうか・・・・。
それまで必殺仕事人ってドリフのコントでしか見たことなかったけど、あの映画で初めて原作に触れたのでした。(どうでもいい)
えーと内容としては、五大国を滅ぼすほどの力を持つ異界の魔物・魍魎が復活し、それを唯一封印できるという鬼の国の巫女・紫苑をナルト達が助けるというものです。ナルトが可愛かったです。
感想終了。
・・・・・これじゃ短すぎか。いや、でもそんな感じでしたよね。「ナルトが死ぬ」という宣伝文句以外はとくに捻りもなく、テレビのオリジナル話としてやってもよかったのでは。
もっと「木ノ葉で起こった謎の殺人事件、俺たちの中に裏切り者が・・・(サスペンス)」とか「七班メンバーが異世界に迷い込む(定番)」とか、意外性はないもんだろうか。(NARUTOっぽくない?)
まあ、ナルトが可愛ければそれで、私は毎年劇場に足を運んでしまうのですけど。ナルトが出ていなかったら映画は見ないです。(それはもうNARUTOじゃない)冒頭はアニナルでも宣伝されていた、ナルトと異界の魔物とのアクロバティックな戦闘シーンです。
有利に戦っているナルトでしたが、何かに気をとられた隙にやられてしまいました。里で土葬、墓も作られます。
なにやら不穏な始まり方でしたが、本編が始まるとナルトがいつどおり元気そうです。可愛いです。
馬鹿やってサクラちゃんの怒鳴られまくりですが、二人の絡むシーンは少ないので貴重。
映画でヒロイン的キャラが出てくると、サクラちゃんが急に目立たなくなるのが寂しいところ・・・・。
暗黒医療忍術を使う黄泉とかいうおっさんが魍魎の魂を蘇らせ、兵馬俑を使って魍魎の体が封じられている場所を目指して進軍し始めました。
この兵馬俑が幽霊軍団なためいくら倒しても倒れない。石の体は頑丈でやたらと数が多い。
鬼の国の人々は弓矢で倒そうとしていましたが、どう見ても無理なような。石だし。
魍魎の魂と肉体が一つになってしまうと、取り返しのつかないことになるそうで、ナルト達七班(カカシ先生の代わりにネジくんリーダー、サスケの代わりはリーくん)は鬼の国の巫女を祠に送り届け、魍魎の魂を封じることだそうです。
鬼の国の巫女はナルト達と同じくらいの年齢の少女なんですが・・・・・・・・・・・・どこかで見たことがある。
ずっと考えてようやく分かりました。
水木しげるだ!!
水木しげる先生作品全般に登場する、美少女キャラに顔の作りが似ているんですよ。目の描き方とか。そうかー。
で、その巫女が黄泉の手下の4人組に襲われたところで、ナルト達の到着です。ナルチョ、多重影分身の術で人数が凄いことになっています。
何とか危機は回避しましたが、ナルトと紫苑、相性が悪いらしい。しょっぱなから喧嘩です。ナルトは死の予言までされてしまうし。
「聞こえないなーー」って、いじめっ子のごとくナルトが紫苑に大声を強要するところがおかしかった。
その予知におびえ、妙な装備をするナルトが可愛かったです。ナルト達と紫苑、紫苑の従者の足穂(眼鏡の兄ちゃん)は一緒に祠を目指して旅を始めますが、飯が不味いだの、もっと平坦な道を歩けだの、我侭放題の紫苑にナルトはぶち切れました。
しかし子供の頃から死の予知をして、孤立していた紫苑の過去を知って、ナルトは自分と紫苑を重ねます。
そして再び黄泉の手下の4人に襲われるナルト達。
敵の人達がナルトを「多重影分身のオレンジ」、リーくんを「ゲジマユ」と言っていたような。やはり彼らもあの眉毛に目が行くのね。
しかしオレンジ。可愛い愛称だなぁv
ナルトはネジが「離れるな」なんて言っても聞きゃーしませんよ。当然。敵に誘われるままに突っかかっていきます。
リーくんがそれのフォロー。ネジくん&サクラは紫苑を連れて先を急ぎます。
しかし、敵の目的は白眼を使うネジくんからナルト達を引き離すことでした。
誰かを守りながら戦うのは限界があるようで、ナルトが駆けつけたときには、紫苑は殺されていました。
「お前がついていながら!なんで紫苑から離れた」とネジくんを批難するナルトですが、一番最初に離れたのは誰だと思っているのか。(^_^;)
サクラは何か毒物を打たれて解毒剤を探していたけれど、毒によって解毒剤って変わってくるものでは・・・・。とりあえず皆無事でよかったですけど。
ああ、リーくんがガイ先生にもらったチョコレートボンボンで敵を一人倒していましたよ。頑張った。
結局、眼鏡のおかげで難を逃れましたが、巫女の予知は自分が生き延びるために誰かを犠牲にしろっていう警告だったんですね。きついわ。
皆が足止めをしているうちに、ナルトは紫苑を背負って祠に向かいます。
敵がいやにあっさりとやられたような。まあ、もともとチャクラを他から補充して戦っていたから、力が尽きれば戦闘能力も激減ですけど。
一度水の中に落ちたりハプニングがありましたが、あれ、何、ナルト好きーへのサービスだったんですか??
ナルトがきらきらして、スローになっていたような。紫苑も妙に慌てていました。
ナルトに励まされ、祠の中に一人入っていく紫苑。
ナルトは洞窟の入り口で兵馬俑を相手に奮闘です。いくら戦っても兵馬俑は起き上がりますけど。
そこに「雷切!」の声が聞こえて、駆けつけたカカシ先生を見たときのナルトの笑顔がとてもラブリーでした。
その後はよく覚えていないんですが、ナルトの死の予言を覆すために、紫苑が自分を犠牲にして魍魎を封印しようとしていたような・・・・。
手下達もあっけなかったですが、黄泉はさらに見せ場の少ないラストだった気がする。
紫苑が変身したあたりは、どこかの宗教アニメみたいだった。NARUTOっぽくないぞ。
諦めかけたそのときにナルトが登場し、紫苑を説得、二人で魍魎をやっつけるという定番(?)のラストです。
ナルトが出てきて急に作風が変わったような。いや、元に戻ったのか。最後は紫苑がナルトにプロポーズしていました。し、子孫繁栄――――!!!
でも、遠まわしな告白がナルトに通じるはずがなく・・・・・。いや、それがナルトのいいところなんですけどね。
この映画見て思ったのは、四代目って超モテモテだったんじゃないかなぁってことです。
ナルトと同じ顔で、さらに大人の余裕があって、忍術は超一流ですよ。ひょーーーーー。
任務で遠方に向かうたびに現地妻とかいたら萌えます!!!ナルトも将来はそうなるのかぁ・・・・。
なんかこう、子沢山なうずまき家で(サクラ以外が産んだ子も含む)肝っ玉母さんになっているサクラという、ナルサク未来予想図が脳裏をよぎりました。
パンフの座談会では、ネジナル発言が!!(笑)そうか、キュンとなったのか。
映画ではナルサク部分がなくて寂しかったですが、ナルトの人物紹介に「サクラちゃんが大好き」とあったので、もうどうでもよくなりました。
なんだか、今回の映画を見ていたら、ナルトは火影にならない方がいいような気がしました。
火影なんて、一つの里の長なんかで収まる器じゃないです。
旅をして、その先々で困っている人々を救って幸せにして、寅さんみたいな人生が似合っていると思いました。
2008年 日本 原作:岸本斉史 監督:亀垣一 出演(声):竹内順子、杉山紀彰、中村千絵
簡単なあらすじ(?)
冒頭からいきなり木ノ葉隠れの里が空忍に強襲されます。
海に軍艦を浮かべて、そこからグライダーのようなものを使って飛び立ち(チャクラを利用しているので長く飛べる)上空から木ノ葉隠れの里に爆弾を落として攻撃です。
里の描写が漫画と微妙に違うように思えて、最初は木ノ葉隠れの里だって分からなかったんですけど。
応戦するも地上にいる忍び達では歯が立たず、空忍達は里を壊滅させてから母艦へと帰っていきました。建物の倒壊で怪我人続出。
も、もろい、木ノ葉隠れの里、脆すぎですよ。
本当に忍び五大国の隠れ里なのか。空中戦の出来る忍びが何人かいてもいいと思うけれど。それより、見張りは一体何をしていたのか。
ネジくんやヒナタちゃんのような、遠見の出来る能力者とか常駐していないのだろうか。
ナルトは攻撃に転じようとしていましたが、神農というおっさん医者に治療を手伝うように言われて引き止められました。
どうやら凄腕の医者らしく、行く先々で怪我人を助けて回っているようですよ。応急処置の的確さにサクラちゃんも驚いていました。
その神農さんを頼って、火の国のはずれにある小さな村からアマルという子が木ノ葉隠れの里にやってきましたよ。
どうやら神農さんの一番弟子のようで、小さな頃から彼を慕っているらしい。そのアマルの村が空忍に襲われたそうですよ。
ナルトは神農さんやアマルと共に、その村へと向かうことに・・・・・。
以下、超ネタバレあり激辛レビューーー!
最初の登場人物はサスケだったんですけど、あれ、場所どこなんでしょう。落ちてくる滝の水に首を突っ込んでいますが・・・・・どれだけ水圧があると思っているのか。
首がもげますよ!!
なんだかけだるい雰囲気ですが、これで横に女でもいたら超アダルティーな作品になっていそうです。(サスケ、いくつだ)
今回の映画はナルト、サクラ、ヒナタでスリーマンセルなんですが、サクラとヒナタ、いなくてもいいんじゃないかと思うくらいの存在感のなさで・・・・。
サクラちゃんは医療忍者ですが、この映画では神農さんもアマルも医者なので出番なし。
ナルトを怒鳴って殴って、敵にやられて転がっていた記憶しかないです。触手や倒れたときの尻のアングルは一部ファンに好評かもしれませんが。
ヒナタちゃんはさらにひどい。途中で消えたと思ったら長い間出てこないで、村人と共に捕まっていました。
「力が吸い取られる」と弱々しく倒れていたり、飛行艇を動かすときのレバーを指示した印象しかないですよ。(←何故か詳しい)
白眼や体術をもっと使うのかと・・・・。(涙)ただの足手まといキャラじゃないですか!
そして不遇だったキャラはカカシ先生もか。
シカマルを中心に敵の母艦を追いかける役どころだったんですが、「カカシ先生はここにいてください」って感じで、何の術も使いませんでした。
いる意味あったのかーーー。
活躍していたのはサイとシノくん。とくにシノくんのあの虫攻撃は反則なんじゃないでしょうか。彼がいたらどの里も国も壊滅しそうだ。
カカシ先生、エリート上忍なのにすっかりシカマルにリーダーの座を奪われて・・・・・。
個人的に次の火影に一番ふさわしいのはシカマルだと思っていますよ。人がいいだけでは勤まらないと思うので、彼なら忍びとしての非情な決断も下せるような気がします。今回の映画は、ナルトがやたらめったら敵に突っ込んでいってボコボコにされている印象しか残っていない。
ど根性、分かる。真っ直ぐ、いいことだ。
しかし、12歳の頃ならともかく少しは成長したのだから、もっと頭を使った戦い方というのをしてもいいんじゃないかと思うのですよ。
ひたすら分身の術や螺旋丸の繰り返しで、力押し→ボコボコ→諦めないってばよ→分身の術で突っ込む→ボコボコ→諦めないったばよ(同じことが何度も何度も繰り返される)
あまりに痛々しい・・・・・・。それまでボコボコだったナルトが、怒りの力で突然パワーアップっていう展開も不可解なでした。
シカマルのように戦術を考えろとは言わないけど、もうちょっと、こう何か・・・・。
話も敵が何をしたかったのかよく分からないし、冒頭であれだけの力を見せた空忍もあっけなく退場。どこから来たんですか、あの人達??空の国と火の国の因縁は??
今までの映画はボスキャラがいて、いろいろな術を使う部下の忍者が何人か配置されていましたが、今回ボスだけでしたしね。戦いがあまりに単調。
あの遺跡は何で空を飛んでいたんでしょう。飛行石とか積んでいたんですか??浮かんでいる意味が分からない。
ボスキャラはスーパーサイヤ人になったかと思ったら髪の毛抜けてじーさんになっちゃうし、忙しかったですね。なんか、一人で頑張っていたよ。
そういえば、ボスキャラと戦っている最中にアマルがナルトの治療していたな。包帯巻いたり。
その間、何でボスキャラは攻撃せずに待っていてくれたんだろう。不自然すぎて笑っちゃったんですが。・・・・・本当はいい人だったんじゃないですか、あの人!?アマルは一目で女の子と分かりましたが、ナルトは男だと思っていたんですよね。子供時代の回想とか、睫毛がバシバシだったじゃないですか。
そして女の子と判明する水辺のシーンがなんともベタな・・・・。
妙にお色気っぽくて力が入っていたように思ったのは気のせいなのか。毒の吸出しシーンとか、ナルトもメロメロだし。
倒れたサクラちゃんを抱えるナルトの目が妙にきらきらしていて、私でもぶん殴っていたかもなぁ。誰、あれは。
所詮ナルトもエロ仙人の弟子ということなのか。将来が怖いわ。
上空から落ちるとき、「一人にしない」とアマルがナルトに飛びつきましたが、あれは死を覚悟していたんでしょうかね。
下に蛙がいるってアマルは知らないし。アマルのナルトへの気持ちがよく分からないな。
なんだかあまりに話が単純すぎて、あんまり「この展開に意表をつかれた!」というのが無かったのが残念ですよ。
ここまで書いて全然いいところ無しのように見えますけれど、サスケが出てきたのは嬉しかったです。
遺跡で唐突に登場するサスケですが、本当に、いつからいたんだ。突然すぎですよ。予想外の再会なのにナルトはあんまり驚いていなくて不自然でしたし。
大蛇丸に頼まれていた術の巻物をもらったあともとどまっていたのは、ナルトの手助けをしたかったからなんでしょうか。
っていうか、あんなに簡単に巻物渡しちゃっていいのか、ラスボスよ。本物なのかと怪しんでしまいましたよ。
ナルトとサスケの共闘を見て、やっぱりこの二人は一緒にいて欲しいなぁと思いました。
敵を前にして冷静なサスケと、すぐに頭に血が上るナルト。水と油なのに、分かり合っている感じがよいですよね。
二人が並んでいるだけでなんだか嬉しい。また二人が同じ班にいるところを見たいと心の底から思いましたよ。
あとよかったところは、九尾化したナルトの動きが凄かったところ、かな。後遺症もなくあっさりと元に戻って驚きましたけど。
あそこまで変化したらもっと皮膚とか爛れたりするんじゃなかったのか。服も元通りでしたし。
最後にサスケを逃がして遺跡に残る場面で、ナルトは本当にサスケが好きなんだなぁと思った。
しかし、ナルトが一生懸命遺跡を壊していましたけど、あれで本当にラスボスはやっつけたことになるんでしょうか。あれだけでかかったんだから、いろいろ残っていそうだ。以上です。
・・・最後に一つ。ヒナタちゃんも会っているんだから、サクラちゃんもサスケと再会させてあげたかったな。ナルチョ&サスケ&サクラの組み合わせが見たかった。
1999年 アメリカ 監督:ロジャー・ミッシェル 出演:ジュリア・ロバーツ、ヒュー・グラント、リス・エヴァンス
主人公の友達達がイカス!特に同居人の人!!笑いの大半はこの人かもしれない。
友達って良いなぁと思いました。
ジュリア演じるアナが結構我侭で、嫌な女に見えてしまった私は駄目かしら。
話的には、大女優と、本屋さんの恋!しかも、道端でバッタリ!?こんなことあるわけないよなぁって感じだけど、観た後凄く幸せな気分になりました。ヒュ−が本当に優しそうで良い。